福島県の復興支援を目的に、6日間に及び開催されたフェス<LIVE福島 風とロックSUPER野馬追(のまおい)>。最終日となった9月19日(月・祝)、グランドフィナーレの会場は、いわき。いち早く工場機能を復活させた、福島の産業復興のシンボル「日産自動車いわき工場」にて! まずは、10月1日に営業再開を果たす「スパ・リゾート・ハワイアンズ」よりフラガールが登場し会場を盛り上げました。
<LIVE福島>全6日間に参加し歌いきった
怒髪天・
増子直純は、6日間下げたパスをかざし、「将来、子どもに俺は震災の時6日間戦ったと自慢できる宝物だ」とMC。同じく6日間走り続けた
高橋 優は、「今日来ていただいた皆さんが、福島の皆さんが、幸せになってもらえるようにこの歌を歌います。6日間本当にありがとうございました」と、「福笑い」を観客に届けました。
郡山在住の藤井敬之の
音速ライン、地元いわき市出身の富澤タクが率いるNumber the.も熱唱。そして、岩手(あんべ光俊)、宮城(
宮藤官九郎)、秋田(高橋 優)、福島(だっペズとNumber the.)、そして
THE BACK HORNの松田晋二も登場し、東北4県出身のアーティストがそれぞれの故郷を歌い繋いだ「予定〜いろんなところに帰ったら〜」を披露。降りしきる雨の中、観客も自身の故郷を思い浮かべながら聴き入っていた姿が印象的でした。
大トリをつとめた
サンボマスター・山口 隆は、「そろそろなんかはじめねえか、みんなで。悲しいことは聞きあきた。俺はみんなに悲しいことを言いに来たわけじゃない。俺たちはみんなの恋人になりに来た。恋人の故郷を心配して何が悪い。みんなのことを愛させてくれ」と絶叫。「毎日毎日、福島はダメだと言われる。だからおれは毎日毎日、頑張った。でもおれはできると思ったよ。みんなの笑った顔、泣いた顔を見れたから」と涙ながらに話し、「できっこないをやらなくちゃ」を歌いました。
会場から自然と上がるいわき、相馬、郡山、猪苗代、会津若松、只見、6会場のコール。フィナーレは出演者全員が登場し、日産自動車いわき工場従業員も、ボランティア・スタッフも会場全員が一緒に、猪苗代湖ズ「I love you & I need you ふくしま」を熱唱。<LIVE福島>実行委員長・
箭内道彦は最後に涙で声を詰まらせながら「明日から毎日花火あげようぜ。6日間本当にありがとう」と語り、フェスを締めくくりました。
なお、9月23日(金・祝)には、TFM・エフエム福島の2局ネットで<LIVE福島>の模様の総集編が生放送(13:30〜15:00)。パーソナリティは高橋 優がつとめます。また、放送当日より、ドコモのスマートフォン限定で<LIVE福島>の写真集「元 風とロック」が先行配信。詳しくは、ドコモマーケットで検索を。
LIVE福島は、この日で終わりません。
「明日から何かがはじまるよ 君のことだよ」
猪苗代湖ズの歌のBメロにもあるように
ここから明日の福島が、日本が、世界がはじまる。
そんな6日間。
LIVE! 福島
風とロックSUPER野馬追
I love you & I need you ふくしま
実行委員一同