2009年、惜しまれながらこの世を去った
忌野清志郎。そんな彼と生前交流の深かった
矢野顕子が、清志郎の楽曲をリスペクトを込めて選曲・レコーディングしたトリビュート・アルバム
『矢野顕子 忌野清志郎を歌う(仮)』を来年の2月6日にリリースします。
矢野と生前の清志郎の交流は、フェスなどでの共演をはじめとして、矢野の名曲「ひとつだけ」を二人でデュエットしたり(アルバム
『はじめてのやのあきこ』に収録)、また忌野のことを歌った「きよしちゃん」という楽曲をライヴで披露(後にアルバム
『音楽堂』へ収録)するなど、幅広く知られています。
今回リリースされるアルバムにはニューヨークのプライベートスタジオで弾き語り録音された楽曲を中心に、サウンド・プロデューサー
松本淳一によるバンド編成のもの、さらには矢野・清志郎のコラボ曲「ひとつだけ」のリマスタリング音源を収録予定で、ミックスは伝説のエンジニアこと、吉野金次が担当しています。
交流の深かった矢野だからこそできる、リスペクトと愛情のこめられた選曲と演奏により、本作は、トリビュート&カヴァーでありながら、矢野のオリジナル作品としても味わい深いものとなりそう! 来春にはこのアルバムを引っさげ全国ツアーも予定されています。