マーティ・フリードマンとのタイトル・トラックをはじめとする異色コラボレートが話題の最新シングル
「MU-JO」(写真)を10月にリリースした演歌歌手・
八代亜紀。昨年リリースされたアルバム
『夜のアルバム』以降、ジャズ・シンガーとしての注目度も高まっている彼女が11月23日、東京・慶應義塾大学の学園祭〈三田祭〉に出演。同学のビッグバンド・サークル「ライト・ミュージック・ソサイェティ」との共演を果たしました。
デビュー43年目にして初の学園祭出演となった今回のライヴ。こちらは、学生ビッグバンドの全国大会において第3位を獲得している実力派「ライト・ミュージック・ソサイェティ」が“この場所でしか聴けない特別感”を出したいとの思いから企画したもの。
ライト・ミュージック・ソサイェティが演奏するスタンダード「Mack The Knife」に合わせ、ブルーのドレスを纏った八代が登場すると会場は大盛り上がり。八代は「こんにちは。今日はライトミュージックソサイエティとのコラボなの、コラボ。八代亜紀は(芸歴)44歳なんで、今日は息子と演るようなものなの。八代さん、慣れてないの。初めてだから、こういう感じ。教室でしょ?黒板でしょ?こういう感じ初めて。歌えるの?私。歌える?」という挨拶で笑いを誘うと、スタンダード「You'd Be So Nice To Come Home」や、ジャズ・アレンジの「雨の慕情」、
クリヤマコトが作曲を手がけた「MU-JO」収録の新曲「愛しすぎる」を披露しました。
「ウォゥ!最高!みんなかっこいい!スゴイ!超かっこいい!スゴイ!、若い人大好き!」とバンドを褒め称え、一度はステージから去るも、アンコールに応えて再登場。スタンダード「Sing, Sing, Sing」を歌い上げ、幕を降ろしました。