名盤『
危機』を発表してから今年で50年となる
イエス(YES)が、『危機』の完全再現に加え、数々の名曲を披露する来日公演〈イエス『危機』50周年記念ジャパンツアー〉を9月に開催。発売された東京公演のチケットがソールド・アウトとなったことを受け、9月12日(月)東京・Bunkamura オーチャードホールでの追加公演が決定しました。
追加公演は、チケットが完売した9月5日(月)・6日(火)の東京公演と一部内容が異なり、「スペシャル・アコースティック・インタールード」を含むものとなります。チケットは7月21日(木)18時よりライブネーション・ジャパン・プレミアムクラブの会員先行を受付。8月13日(土)に一般発売されます。
また、今回の来日公演は、来日を予定していたものの5月に逝去した
アラン・ホワイト(ds)へトリビュートを捧げるものとなり、バンドはコメントを発表しています。
[コメント]YESは、50年来の友人であり最愛のドラマー、アラン・ホワイトが短い闘病生活の末に72歳で亡くなったことを、深い悲しみとともに発表します。この報せに、YESファミリーは衝撃を受け、ことばを失いました。
YESとアランの冒険は、1972年に始まりました。そして、アランは自身のYESでのキャリア50周年と、アルバム『Close To The Edge』50周年を記念するツアーを心待ちにしていたのです。
先日愛妻ジジとの結婚40周年を迎えたアランは、自宅で安らかに息を引き取りました。
YESは、『危機』50周年記念ジャパンツアーをアラン・ホワイトへ捧げます。このツアーは、これまで熱心にアランを支えてきてくれた日本のファンの皆様と共に、50年にわたるアランのYESでの日々に心から敬意を表し、トリビュートをささげる機会にしたいと思います。――イエス