チェリストの
ヨーヨー・マ(Yo-yo Ma)と、彼のパートナーとして30年以上共演しているピアニストのキャサリン・ストットが10月に来日。全国5都市でデュオリサイタルを開催します。日程は、10月25日(水)愛知・愛知県芸術劇場コンサートホール、10月27日(金)京都・東寺(真言宗立教開宗1200年記念公演)、10月28日(土)埼玉・所沢市民文化センター ミューズ アークホール、10月29日(日)東京・サントリーホール 大ホール、10月31日(火)福岡・福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)。演奏曲目やチケットの詳細は後日発表されます。
ヨーヨー・マは、2021年3月にコロナワクチン接種会場で、2022年3月に米ワシントンD.C.のロシア大使館前でロシアのウクライナ侵攻に抗議するために演奏し、2021年12月にはコロナ禍で苦しむ人たちに向けてキャサリン・ストットと録音したアルバム『
ソングス・オブ・コンフォート・アンド・ホープ』を発表するなど、音楽家としてつねに社会の動きに向き合い、人々の心に寄り添ってきました。2018年からは、世界36ヵ所で、
バッハの無伴奏組曲を演奏するバッハプロジェクトをスタート。音楽を深く親密な社会的コミュニケーション・ツールと位置づけ、2021年11月には、沖縄アリーナでの公演を開催。コロナ禍での開催にも関わらず、クラシックのアーティストとしては異例の約5,000名を動員しました。また2021年には、高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)を受賞しています。
Photo by Mark Mann