世界的チェリスト、
ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)のニュー・アルバム
『メンデルスゾー:ピアノ三重奏曲第1番&第2番』(SICC-1327 税込2,520円)が2月3日にリリースされます。
このところポップスやジャズ・アーティストとのコラボレーションといったクロスオーヴァー作品が続いていたヨーヨー・マですが、今回は久々のクラシック・アルバムです。
2009年は、メンデルスゾーンの生誕200年を記念して、国内外で多くの演奏会が行なわれ、CDも多数発売されましたが、当盤はその中でも極めつけの豪華な一枚として長く記憶される演奏であることは間違いありません。
ロマン派の作曲家メンデルスゾーンは、室内楽にも才能を発揮し、なかでも有名な「八重奏曲」と並ぶ室内楽の名作として知られるのが、このピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重奏曲です。とくに第1番はベートーヴェン以降のもっとも偉大なトリオ作品として有名。これまでにも多くの大御所が録音してきました。
共演はヨーヨー・マのもっとも重要な室内楽仲間であるピアニストの
エマニュエル・アックスと、ヴァイオリンの
イツァーク・パールマン。お互い気心の知れた仲間と、親密な会話が繰り広げられます。