“現代最高のチェリスト”と評される
ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)が、アルバム『
サロネン: チェロ協奏曲』(SICC-30501 2,500円 + 税)を3月27日(水)にリリース。
本作は、作曲家にして指揮者の
エサ=ペッカ・サロネン(Esa-Pekka Salonen)が、ヨーヨー・マのために書いた新作のチェロ協奏曲を世界初録音したアルバム。2018年2月8日に米ロサンゼルスで行なわれた、サロネン自身の指揮による
ロサンゼルス・フィルハーモニックとのコンサートをライヴ収録しています。サロネンは1992年から2009年までロス・フィルの音楽監督、現在は同オケの桂冠指揮者を務めています。
また本作は、ヨーヨー・マとサロネンの組み合わせによる初の録音。ヨーヨー・マはこれまでチェロのために書かれた新作に積極的に取り組み、90年代にはアメリカの現代作曲家たちがヨーヨー・マのために書き、ヨーヨー・マが初演したチェロ協奏曲を収めたアルバム『
プレミア・コンチェルト』を発表するなど、レパートリーを飛躍的に拡大しながら楽器としての可能性を押し広げています。一方のサロネンも、チェロのための協奏曲を手がけたのは本作が初。「ヨーヨー・マのテクニックは言わずもがな、もっと重要なのはその想像力たるやリミットがないということに大変感銘を受けた」とサロネンは語っています。