また、米津玄師のHPにひっそりと実装され、SNSで話題の#PaleBlueLetterカメラが、公式発表となりました。これは、ARカメラとなっており、スマートフォンでこのカメラを起動すると、「Looking for Pale Blue」という文字が出てきて、Pale Blueのものを探して楽しむもの。青空にスマートフォンをかざすとカメラが反応し、青空に星が現れ、その星をつなぐと文字となり、米津玄師の手書きメッセージとイラストが出現する仕組みとなっています。メッセージは、「音楽はつづく」という米津のキーワードで、イラストは5種類がランダムに出現します。いちはやく、このカメラに気づいたファンからは、「何段階なんですか」「下を向きがちなこのご時世、こうして顔を上げるとこんなに素敵なことが起こるのね!」などの感想がSNSに書き込まれ、ステイホーム中の週末を楽しむ声で溢れていました。
「#PaleBlueLetter」のシリーズは、これで第3弾の完結を迎えました。第1弾は、6月4日、米津本人がSNSへ、ペールブルー1色の画像を投稿。その画像のコントラストを調整することで「Pale Blue フタフタゴーゴー MV公開」という文字が出現する“デジタルギミックレター”という形でMVの公開予告を行ないました。
第2弾は、CDの法人特典“Pale Blue フレグランス”に同封する形で、ペールブルー1色の紙が届けられました。一見何の印字もないように見えるペールブルー1色の用紙を水に浸すと、本人描き下ろしイラストの他、「ありがとう。」というメッセージが浮かび上がってくる“アナログギミックレター”となっていました。
第1弾、第2弾が、ペールブルー1色から、どういう方法で解読をするのか問題提起された形であったのに対し、第3弾のARカメラは、カメラという方法が先に提示された上で、ペールブルーのものを探すという、順序が逆の形で提示されました。「Pale Blue Radio」では、米津が「リコカツ」はイカドラマと語っており、普通は、出会い・恋愛・結婚・離婚という順序に対し、「リコカツ」は、出会い・結婚・離婚・恋愛という順序で、恋愛の順序が逆。動物は、頭・胴体・四肢であるのに対し、軟体動物のイカは、胴体・頭・四肢だから、「リコカツ」はイカドラマだと思っていると発言。そうしたドラマの捉え方を表現した施策シリーズとなりました。