2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の音楽で広く一般にもその名が浸透した、当代随一の人気作曲家、
吉松 隆の還暦を祝って、今年3月20日に東京オペラシティ コンサートホールで催されたコンサートのライブ録音盤、
『吉松隆:≪鳥の響展≫ライブ』(COCQ-85018〜9 3,780円)が7月3日(水)に発売されます。
≪鳥の響展≫というタイトルは、翼を持った自由の象徴でもある“鳥たち”へのリスペクトであると同時に、敬愛してやまない
EL&P(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)の名曲「悪の教典 #9」に因んだものとのこと。
室内楽とソロで始まり、全3部ほぼ4時間にもわたった公演から、本盤にはオーケストラ演奏による第2部と第3部を収録。独自の“静”の世界からロック・シンフォニーの“動”の頂点へと駆け上り、会場はスタンディング・オベーションの渦に。駆けつけたキース・エマーソンが壇上に上がって祝賀の演奏を行なうというハプニングも! もちろん、この模様も収録されています。
また、CDのブックレットには吉松と
キース・エマーソンの対談が掲載されており、ファン必読の内容です。
公演のチケットは早々と完売しており、聴けなかった方々にとって、このライブ盤の登場はまさに朗報。幸運にも当日居合わせた方々には、あの日の感動が蘇るに違いありません!

吉松 隆とキース・エマーソン / (c)中島正之