バンドの代表曲となっている「私の最後の日」のMV総再生回数が、1000万回再生に達しようとしている
YOURNESS。3月28日(金)には大阪BIGCAT、4月5日(土)には東京・日本橋三井ホールでのワンマン・ライヴを控えている彼らから、公演の直前に新曲「天泣(てんきゅう)」が3月26日(水)にデジタル・リリースされることが発表されています。
タイトル「天泣(てんきゅう)」は、主に夏に降る晴れわたった空から降ってくる雨のこと。夢をあきらめてしまった人、自分自身の歩いていく先(未来)が見えなくなった人が、時間を重ねていく中で、後悔や自分自身と向き合っていく様をテーマに制作された一曲。
昨年10月からバンドの新たな試みとして偶数月に定期公演〈Breathing〉を開始し、毎公演新曲を披露しているYOURNESS。この楽曲「天泣」は初公演〈Breathing #1〉で披露された曲。ライヴより緻密に世界観が増幅されたYOURNESSのサウンドをお楽しみいただけます。
今回ジャケットを担当したのは、
Adoや
星街すいせいも手がけたことのある、グラフィックデザイナーのBinnによる書き下ろし。
リリース直後の3月28日と4月5日には大阪・東京でワンマン・ライ〈Evanescent〉を控え、YOURNESSが持つ世界観を視覚的にも堪能できるライヴとなる予定。チケットも早めに手に入れましょう。
[コメント]天泣は夏の雨を意味する言葉で
晴れわたった空から降ってくる雨のことを指しています。
遠くに流れていった雲から
雨が蒸発しながらも落ちてくるという現象のようで
風によって雨が運ばれてきたりしたときや
見えないくらいの薄い薄い雲から落ちてくる。とも考えられているようです。
その言葉や意味の美しさに惹かれながらも
どこかやりどころのない悲しさのようなものも感じ
今回 楽曲タイトルにさせていただきました。
歌詞にもあるように
「雲ひとつない 空から降りた雨粒が涙の跡を隠してる」
のように 晴れ渡った空から降る雨が
曇る自分の心の涙を隠してくれている。
というような表現を、テーマとしては
夢をあきらめてしまった人、自分自身の歩いていく先(未来)が見えなくなった人が
時間を重ねていく中で 後悔や自分自身と向き合っていくようなものを
テーマに制作しています。
また今回の楽曲は リリースをする前に
YOURNESSの定期公演で初披露させていただいたりと
普段とは違う流れでのリリースになったので
ライブで先に聴くことができた人たちは
音源になって この部分が違う!などの発見もあって楽しめると思います。
よりバージョンアップしたYOURNESSサウンドになっていると思うので
このタイミングで表現できてよかったです。
次回の新曲たちもお楽しみに!――YOURNESS 古閑翔平この度、YOURNESSの新曲「天泣」ジャケットデザインを担当させていただくことになり、大変光栄に思います。
「天泣」という言葉が示すように、雲一つない晴れた日に降る雨のように、きっと 人それぞれの中にも「雨」が存在するのではないのかと思います。
白いキャンバスの上に様々な色の絵の具が流れ、混ざり合い、やがて一つの絵となるように、心もまた何らかの形に成ることを表現したく、作品を上から見下ろすような演出で「天泣」を表現いたしました。
この曲を聴いた皆様の心のキャンバスが、いつかどのような形で完成されるのかを楽しみにしています。
YOURNESSの新曲「天泣」と共に
どうぞよろしくお願いいたします。――グラフィックデザイナー Binn