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クリスマス間近のDOMMUNEにジェフ・ミルズが! 湯山玲子とクラシックをテクノの耳で斬る特別番組O.A!

湯山玲子   2014/12/16 15:23掲載
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 数々のヒット本を上梓し、さらに日テレ『スッキリ!』コメンテーターやMXテレビ『5時に夢中』や『バラ色ダンディ』のコメンテーター、NHK第一ラジオ『すっぴん』の音楽コーナー“Music Scrap”の毎月一週間レギュラーを大友良英らとともに務めているなど、多方面で活躍している女性著述家・湯山玲子。その湯山プロデュースの人気イベント〈爆クラ!〉が、12月23日(火)に人気ストリーミングチャンネルDOMMUNEに出張することが決定しました!ゲストはなんと、デトロイト・テクノの始祖ジェフ・ミルズです。“デトロイト・テクノの巨匠がクラシック音楽をどう聴くのか?”そんなかつてない試みがクリスマス目前のDOMMUNEで披露されます。

 〈爆クラ!〉とは、2011年5月より西麻布のクラブ“新世界”にて月に1回定期的に行なわれているイベント。クラシック音楽をクラブカルチャーを経た“音響耳”で聴く試みです。これまで坂本龍一島田雅彦冨田勲岡村靖幸小西康陽菊地成孔など、各界の著名人をゲストに招き、開催されてきました。主宰の湯山は39歳の時、ニューヨークでジュニア・ヴァスケスのトワイロでのロッグセットを体験してクラブカルチャーに刮目。シンコーミュージック発刊のクラブ雑誌『Love Pa!』を創刊したほどでありながら、著名な作曲家・湯山昭を父に持つという一面も持ち合わせています。〈爆クラ!〉はそんな湯山ならではの企画であり、これまでクラシックに触れてこなかった音楽好きたちから好評を博しています。

 12月17日(水)には、〈爆クラ!〉と連動したコンピレーションCD『爆クラ!Vol.1 RAVE CLASSICS -クラブ耳がハマるクラシック』(COCQ-85242-3 3,000円 + 税)がリリース。本イベントはそのリリースを記念し、“-RAVE CLASSICS-DOMMUNEフォロワーと共に思考する、クラシックとテクノ・ハウスの相似形”と題し、まさに豊かなクラブ耳をもっているDOMMUNEフォロワーとクラシックを聴く一夜をプログラムです。湯山と気鋭のクラシック評論家・鈴木淳史による対談を中心に、ゲストに迎えたジェフ・ミルズとともに、テクノとクラシックを交互に聴きながら新しいクラシックの聴き方を模索します。

-RAVE CLASSICS-
DOMMUNEフォロワーと共に思考する、クラシックとテクノ・ハウスの相似形

2014年12月23日(火)
DOMMUNE(ストリーミングチャンネル)

[出演]
Special Guest: ジェフ・ミルズ / ホステス: 湯山玲子 / 楽友: 鈴木淳史

■2014年12月17日(水)発売
『爆クラ!Vol.1 RAVE CLASSICS クラブ耳がハマるクラシック』
COCQ-85242-3 3,000円 + 税

[DISC1]
01. 不気味部分の「耐える」ミックス
ショスタコーヴィチ: 交響曲第8番 ハ短調作品65 〜第3楽章 Allegro non troppo / エリアフ・インバル指揮ウィーン交響楽団

02. マルチメディア感覚の映像炸裂
レスピーギ: 交響詩「ローマの松」〜IV アッピア街道の松 / アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団

03. イビザ島の超弩級 サウンドシステムでかけたい
レスピーギ: 交響詩「ローマの祭」〜IV 公現祭 / アンドレア・バッティストーニ指揮東京フィルハーモニー交響楽団

04. 泣きのハウスのど真ん中
バーバー: 弦楽のためのアダージョ 作品11 / イタリア合奏団

05. 壁−カフカ的怖さ
バルトーク: パントマイム《中国の不思議な役人》 作品19 Sz.73 〜最終部分 / 若杉弘指揮東京都交響楽団

06. バルトークとは、川久保玲的体質とみつけたり
バルトーク: 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106 〜第4楽章 Allegro molto / エリアフ・インバル指揮スイス・ロマンド管弦楽団

07. エヴァンゲリオン的音楽
バルトーク: 弦楽四重奏曲第2番 作品17 Sz.67〜第2楽章 Allegro molto capriccioso / カルミナ四重奏団

08. ループトランスの快感とグルジェフ、ロバート・フリップ
ドビュッシー: 「子供の領分」〜1 グラドゥス・アド・パルナッスム博士 / ミシェル・ベロフ(p)

09. 地中海の太陽―まどろみ系の最高傑作
ショパン: 子守歌 ニ長調 作品57 / アンネローゼ・シュミット(p)

10. ラテンフレーバーバリバリ
ミヨー:スカラムーシュ 〜ブラジルの女(仲田守編) / ポール・メイエ指揮佼成ウインドオーケストラ

[DISC2]
01. ドラムンベース的な、疾走と倦怠の合わせ技
ヒナステラ: ギターのためのソナタ 作品47(1976)〜IV: Final: Presto e fogoso / 福田進一(g)

02. 偶然性という意志を超えた音楽
ケージ: プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード〜第1インターリュード / 高橋悠治(プリペアド・ピアノ)

03. 厳しさの先にある気持ちよさ
イサン・ユン:ピリ 〜オーボエのための(1971) / ハインツ・ホリガー(ob)

04. ダフトパンク one more timeとの近似値構造
ブルックナー: 交響曲第7番 ホ長調〜第3楽章 Scherzo. Sehr schnell / ヘルベルト・ブロムシュテット指揮ドレスデン・シュターツカペレ

05. なかなかイカせてくれません
ブルックナー: 交響曲第9番 ニ短調〜第2楽章 Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell / ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

06. 音響・トランス派の極地
黛敏郎: 涅槃交響曲 〜V: カンパノロジーIII / 岩城宏之&東京都交響楽団
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