現代のフランスを代表するシンガーとして世界的に活躍している
ザーズ(ZAZ)が、本名の“Isabel Geffroy”に由来するタイトルを冠した約3年ぶり5枚目のアルバム『
ISA』を11月3日(水・祝)に発表します。アルバムからの1stシングル「Imagine」が公開中です。
ZAZが「落ち着く必要があったし、ほとんど引きこもっていた。こんなこと、この10年間全く経験したことがなかった。パラドックスに陥ったみたいだったわ」と語る、2020年春のロックダウン中にアルバムの制作を開始。
オランダ出身の映画音楽作家 / プロデューサー、REYNをプロデューサーに迎え、オランダにある彼のChapel Studioのほか、ZAZの自宅タジオや、ベルギー・ブリュッセルのICPスタジオ、さらには南フランスのプロヴァンスでも録音されました。さまざまな場所でレコーディングしたのは、スタジオからのプレッシャーから解放され、アルバムに収録されている曲にふさわしいヴォーカルを探すためでもあったそうです。
1stシングルの「Imagine」について、ZAZは「とっても希望に満ちたタイトルにしたかったの。人生をどう生きるか、ってことを歌っている。社会や人間関係の恐怖に屈服せず、自分を信じ抜き、自分自身に対してまっすぐでありたいと思っているわ。私たちは強くあるべきなの、恐怖に沈んではならない。この世界をよりよくしたいのならば、私たちは自分たちのことをもっと気にしなければならない。とっても時間がかかると思うけど、スタートしなければ前進する可能性はないから。もっとスウィートな世界になれば、というのが、私がこの曲で伝えたかったメッセージ。この曲は特別な誰かの為だけではなくて、私が愛する、そして目的を共有している人たち全員に向けたものなの。良いものを良いものにすること。機能する社会を形作ること。そういうことを私たちは望むべきなのよ。今こそアクションをおこさなければならないといまだに討論している段階にいるってこと、それは悲しいことだわ。子供たちの世代に残していくべきものとは何だろうって。教育や環境についての根深い問題について私たちはつねに問いを突き付けられているの。この楽曲(〈Imagine〉)は希望の歌。物事に対する視点を提起している。もうアクションを起こしている人たちはたくさんいるから。私たちは自分たちに対して嘘偽りなく、幸福で満ち足りたいのであらば、それは世界規模で考えられるべきプロジェクトなの」とコメントしています。