Steve MooreとAnthony Paterra、マルチ・インストゥルメンタリスト2人によるデュオ、
ZOMBI(ゾンビ)。激烈音楽を主軸にリリースを続けるRelapse records所属のアーティストでありながら、稀に見る振り幅で幅広いファン層からの支持を獲得、2008年には初来日を果たし、2009年の『Spirit Animal』で更なる飛躍を見せた彼らが、ニュー・アルバム『Escape Velocity』(写真)をリリース! 鈴木喜之氏による解説が付属の
帯付国内仕様盤(YSCY-1212 税込1,980円)が絶賛発売中!
デロリアンをあしらい、フレンチ・エレクトロ集団VALERIE(ヴァレリー)にも通じる80sフュージョン感満点のレイドバックし過ぎジャケット(こちらは
BLACK MOUNTAINの鍵盤奏者Jeremy Schmidtによるもの!)で登場の本作は、
MASERATI(マセラティ)とのスプリット作やEPを挟み約2年ぶりとなる4枚目のフル・アルバム。今回は、現在MySpace(
www.myspace.com/zombi)のトップに表示されている“レイパーカーかっ”とツッこみを入れたくなるアーティスト写真からもお分かりのように、80sダンス / ディスコ・フレイヴァ強め。2006年にリリースされクラブ界隈でも大ヒットしたEP『Sapphire / Long Mirrored Corridor』やSteve Mooreのソロ作の流れを少々汲んだ感のある作品で、
TANGERINE DREAM(タンジェリン・ドリーム)というよりも
Giorgio Moroder(ジョルジオ・モロダー)、『サスペリア』というよりも『ナイトライダー』な仕上がりとなっています。シンセサイザー・ミュージック・ファンは引き続き必聴!