毎回話題のアップル「iPod+iTunes」の新CMがこの8月より日本でも放送開始されました!赤・紫・ピンクといったサイケデリックかつヴィヴィッドな色調の中、70年代風のファッションをした若者がいつも以上に激しく踊っているシルエット、最後に“メロイック・サイン”(過去分
リサーチ参照)をキメるといったところがなんともCOOL!な映像です。それにあわせて流れているのが、ロック黄金時代からトリップしてきたようなオーラを放つ
ウルフマザーのデビュー・アルバム
『狼牙生誕!』に収録されている
「ラヴ・トレイン」という曲です。
ウルフマザーはアンドリュー・ストックデイル(ヴォーカル、ギター)、クリス・ロス(キーボード、ベース)、マイルズ・ヘスケット(ドラム)からなり、オーストラリアのシドニーで2003年に結成されたロック・トリオ。バンドを結成前は、アンドリューはカメラマン、クリスはデジタル関係、マイルズはグラフィックの仕事といった経歴を持つ、なんともクリエイティヴな集団。そんな彼らが表現する音楽はというと、ハモンド・オルガンやフルートの音色でサイケな風味も加えたブルースをベースにしたハード・ロックで、
レッド・ツェッペリンや
ブラック・サバスなどの70年代ハード・ロックが21世紀に突如出現したかのような、圧倒的存在感と力強いサウンド。
日本では7月5日にデビュー・アルバム『狼牙生誕!』が発売されたのですが、先に発売されたアメリカでは、ビルボード総合アルバム・チャートで新人ながら初登場22位といった快挙を打ち立て、ローリング・ストーン誌やNME誌もこぞって絶賛しているとか。7月29〜30日に開催されたフジロック06にも出演し、見事なステージを披露してくれました。さらには8月4〜6日の3日間、
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、
フレイミング・リップス、
ソニック・ユースを筆頭とする130バンドが全8ステージに出演するという全米ロック・フェスティバル、ロラパルーザにも出演する予定。ロック・スピリッツを体現するウルフ・マザーに目が離せませんね!
CMの閲覧はアップルの
公式サイトでどうぞ。
●ウルフマザー「ラヴ・トレイン(Love Train)」
(※iTunesが立ち上がります)
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