リサーチ

“ボーダフォンはソフトバンクへ”のCM曲は?

2006/09/22掲載
はてなブックマークに追加
 ボーダフォンがソフトバンクに変わる、というCMで使われている曲について教えてください。
 この10月からボーダフォンがソフトバンクモバイル株式会社へと名称が変更されることになり、双方のロゴマークによるものと、孫正義社長のメッセージによるクレジットのみで構成されたシンプルな企業CMが現在放送中。そちらで使用されているのはエアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」です。75年発表の3rdアルバム『闇夜のヘヴィ・ロック(Toys In The Attic)』(写真)のほか、『アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ』(2002年)などのベスト・アルバムに収録されています。また、この曲は日本テレビ系『踊る!さんま御殿』のエンディング・テーマとしても長らくお馴染み。「お説教」という強烈な邦題もファンの間では知られるところです。

 一度聴いたら忘れられないギター・リフ、思わず体が動き出す彼ら特有のファンキーなグルーヴ、そしてスティーヴン・タイラー(vo)の天才的なリズム感による唄いまわしと、バンドの魅力が詰まった名曲中の名曲で、現在でもライヴではクライマックスに演奏されています。また、86年にはヒップホップ・グループのRUN D.M.C.がカヴァーして大ヒット。そのレコーディングとビデオ・クリップにはスティーヴンとジョー・ペリー(g)が参加し、エアロスミスが一時の低迷期から脱出するきっかけとなったのは有名な話です。ちなみにこのRUN D.M.C.のヴァージョン、歌詞の言葉じりを強調してヒップホップ調にしているとはいえ、非常にオリジナルに忠実。つまり、スティーヴンは今から30年以上も前にラップを披露していたということ……?
 なお、エアロスミスは新曲入りの最新ベスト『Devil's Got A New Disguise』を日本でも11月1日に発売。恐らくこの「ウォーク・ディス・ウェイ」も収録されるとは思いますが、現時点で国内盤の曲目は未定です。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015