長嶋一茂がバスケット・チームの監督に就任し、バスケットボールの本場シカゴで現地のチーム相手に5人(?)の鹿で挑む。そんなANAの「シカゴ線就航」のCM「記者会見」篇と「試合」篇。鹿が5人でシカゴ……。飛行機内でこぼす「がんばるしか……」のフレーズ。そんなダジャレでさえも、試合でダンクを決める姿を見てしまうと冴えてるように感じてしまう、このちょっぴりファニーなCMで流れているのは、
トランプスの「トランプス・ディスコのテーマ」になります。
このトランプスは、フィリー・ソウル(フィラデルフィア・サウンド)を支え、人気番組『ソウル・トレイン』のバック・バンドを務めていた
MFSBのメンバーでもあるアール・ヤングがドラムなどを担当したフィリー・ソウルを代表するバンド。75年にアルバム
『トランプス』でデビューを飾り、77年には、大ヒット映画
『サタデー・ナイト・フィーバー』の
サントラに参加(ちなみにこのサントラにはMFSBも参加)しています。
そんなトランプスのこの曲。聴き覚えのある曲なんだけど、なんだっけな? そう思っている人も多いことでしょう。「あと少しで思い出せる。でも思い出せない。なんかモヤモヤする」 そんなモヤモヤ感はここで晴らしましょう。この曲は、かつてフジテレビ系で放送されていた人気番組
『なるほど!ザ・ワールド』のオープニングで流れていた曲です。
愛川欽也と毎回豪華な衣装に身を包んだ
楠田枝里子が並んでいる姿、解答席を叩いて飛び出す「はい、消えた」のフレーズが瞬時によぎったのではないでしょうか。この曲は上記のアルバム『トランプス』やコンピレーション・アルバム
『ディスコ・ナイツ2』などに収録されています。
CMの視聴できるサイトは
こちら。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。