東京近郊にお住まいの方ならばご存知でしょう、山手線周辺にてチェーン展開しているおそば屋さん「富士そば」。そのひなびた佇まいと安価な料金設定、サッと注文、サッと出る手際の良さ、誰しもが期待する「そば屋」の醍醐味をギュッと凝縮還元したその魅力! 営業途中のサラリーマン〜飲み会帰りのお父さん〜部活帰りの高校生〜夜遊び途中の酔っ払い……「対象年齢」など存在しない暖かさで、今日も貴方のお腹を満たしてくれること間違いなし。
そんな「富士そば」といえば、天ぷらそば/かつ丼といった看板メニューに加え、各店舗で微妙においているところ/おいていないところが分かれるスペシャル・メニュー(牛丼/カレーかつ丼)が存在するなど、食べるだけではない“発見”の喜びを与えてくれることでも有名ですが、何より気になるのはそのBGM。いつ何時店へ入ろうとも、オールウェイズ演歌(ごくごく稀にJ-POPの場合もあり)。店内に貼られているポスター(
坂本数馬「愛…そして東京」(写真)
公式Blogも更新中)、「坂本数馬のカセット売ってます」というポップからも伝わる、並々ならぬ演歌への愛。富士そばがここまで演歌にこだわる理由とは……その秘密がついに明らかにされるときがやってまいりました!
「作詞家・丹まさと」としての顔も併せ持つ、富士そば(ダイタン・フード)社長・丹道夫の熱い思いが込められたコンピレーション・アルバム
『演歌魂 〜富士そば編〜』が12月16日に発売決定!
上記画像を見ればお分かりの通り、表ジャケット/中ジャケット/裏ジャケット/オビ裏/ブックレットの装丁にまで、「富士そば」マインドが溢れたこの逸品。注目のブックレットには、社長・丹道夫インタビューが! 〜現在は実業家として大きな成功を収めた社長の苦労時代、寂しい心を演歌に勇気付けられ頑張ることができた〜 という経験から、演歌をBGMとして流しているんですねえ……。
富士そばをはじめたきっかけ、富士そば24時間営業の理由(もちろん演歌も24時間オンエア!)、社長による「夜のお店廻りエピソード」(泣ける!)、自身の作詞活動について(55歳にして作詞学校へ通学!)、大充実のインタビューの最後には「特別付録:富士そば全66店リスト(2006年11月現在/各店へのアクセス方法もあり!)」も掲載。特典には、かけそば一杯無料サービスのチャンス「お楽しみかけそばクジ」を封入! 「私の人生は演歌そのもの」という社長の言葉を調味料に、今宵も天玉そばが喉を駆け巡る!
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