リサーチ

“リブート”と“リメイク”の違いは?

2016/07/20掲載
はてなブックマークに追加
映画でよく聞く“リブート”と“リメイク”の違いについて教えてください。
 2016年7月14日(金)に全国公開された『ゴーストバスターズ』。2017年に日本公開予定の『ベン・ハー』。この2作はどちらも過去に映像化された作品ですが、『ゴーストバスターズ』は“リブート”、『ベン・ハー』は“リメイク”として新たに制作されました。

 
 “リブート”は元の作品で重要になる核の部分は残しつつも、整合性や時系列は廃して、新たな作品を創り出すことを指します。例えば『ピンク・パンサー』シリーズのオリジナル版ではピーター・セラーズがクルーゾ警部を演じていますが、2006年公開の“リブート”版『ピンクパンサー』では、セラーズが亡くなったためスティーヴ・マーティンをクルーゾ警部役に配して、新たなストーリーを作り出しています。またSF大作『猿の惑星』シリーズをオリジナル・ストーリーで制作した“リブート”作品『猿の惑星: 創世記』が2011年に公開されています。

 一方“リメイク”は基本的に元の作品の設定やストーリーの大筋は活かしたまま、役者やスタッフを一新させて制作された作品を指します。代表的な作品に、1960年に公開された『オーシャンと11人の仲間』を“リメイク”した2001年公開の『オーシャンズ11』が挙げられます。また他国の映画を“リメイク”する場合もあり、2003年に公開された韓国映画『オールド・ボーイ』は、スパイク・リーが2013年にハリウッド版『オールド・ボーイ』として“リメイク”しています。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 角野隼斗 イメージ・キャラクターを務める「ベスト・クラシック100極」のコンピレーション・アルバムを選曲・監修[インタビュー] 色々な十字架 話題の“90年代ヴィジュアル系リヴァイヴァル”バンド 待望のセカンド・アルバムをリリース
[インタビュー] アシックスジャパンによるショートドラマ 主題歌は注目のSSW、友成空[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤
[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ
[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも
[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”
[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015