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「三ツ矢サイダー」のCMソングといえば?

2023/03/28掲載
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これまでに使われた「三ツ矢サイダー」のCMソングが知りたいです。
 3月28日は“み(3)・つ(2)・や(8)”の語呂に合わせて、「三ツ矢の日」と制定しているアサヒ飲料。日頃のご愛顧に感謝しながら“おいしさ”を再発見してもらえるよう、さまざまなCMや企画を展開しています。

 2023年3月からの「三ツ矢サイダー」のTV-CMは、櫻井翔相葉雅紀が出演する「櫻井・相葉の1on1」篇をオンエア。櫻井が「負けたらサイダーおごりね?」とバスケットボールのシュート対決を挑むも、「オレ、中学バスケ部よ?」と次々とシュートを決める相葉にコテンパンにやられ、「今日はこのくらいにしといてやるか」と強がるシーンが印象的です。

 振り返ってみると、「三ツ矢サイダー」のCMには、さまざまな楽曲が使われてきました。70年代から80年代半ばにかけては、大滝詠一の「Cider'73」をはじめとする「Cider'〇〇」シリーズや、山下達郎大貫妙子による「三ツ矢サイダー'〇〇」シリーズを展開。昨今海外でも人気となった“シティ・ポップ”アーティスト勢が名を連ねています。78年にはサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」がCMソングに起用。「三ツ矢サイダー」とサザンオールスターズの楽曲は縁が深く、翌年に「青い空の心 (No me? More no!)」、80年に「いなせなロコモーション」が使われたほか、2018年には「三ツ矢andサザン2018」と題した特別企画を展開し、「勝手にシンドバッド」「みんなのうた」「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」「I AM YOUR SINGER」などサザンオールスターズの名曲を使用したCMが次々とオンエアされました。

 80年代後半には、ユーロビートブームにあやかってリック・アストリーの「She Wants To Dance With Me」「Take Me To Your Heart」「Some Kinda Love」を使用。CMにも本人が登場し、自身の楽曲をバックに爽やかな飲みっぷりを披露していました。90年代に入ると、中西圭三Woman」、KANまゆみ」、THE ALFEEまだ見ぬ君への愛の詩」、LINDBERG「水着とBeachとBoys」など当時の人気アーティストの楽曲がCMを彩りました。なかでも、90年代後半に、大黒摩季ゲンキダシテ」やT.M.RevolutionHOT LIMIT」が使われたCMでは、オリックス時代のイチローが出演して話題に。トップアイドルとして活躍していた広末涼子が「大スキ!」をバックにフレッシュな笑顔を見せていたのもこの頃です。

 2000年代には、渡部豪太が坊主頭の生徒役で出演したCMにゆずの「スミレ」が使われたほか、成海璃子出演のCMには「STAND BY ME」、夏帆が出演したCMには「VISTA」とGOING UNDER GROUNDの楽曲が起用されました。その後、新垣結衣が登場したCMでは、Aqua Timezしおり」やコブクロ「Diary」が華を添えました。

 現在の「三ツ矢サイダー」のCMのメイン出演者となっているのが、前述の櫻井、相葉をはじめとするジャニーズ勢ですが、2010年にすでに櫻井がCMに登場。CMを飾ったのは「To be free」でした。2015年には福士蒼汰多部未華子小松菜奈といった俳優陣が出演。そのCMで流れたandrop「Yeah! Yeah! Yeah!」は、andropにとって初のCMソングとなりました。2019年には広瀬すずを起用した「やりきろうぜっ RUNNING」篇をオンエア。モダンな駅舎で“映え”スポットとしても知られる東京駅丸の内駅前広場ほか東京の街をランニングする広瀬の姿や「止まってしまうと、次に走り出せないかもしれないから」というメッセージと、WANIMA「夏のどこかへ」の爽やかで甘酸っぱいメロディは、ベストマッチなシーンとして注目されました。

 そのほかにも「三ツ矢サイダー」CMソングは多くあります。「三ツ矢の日」にお気に入りの「三ツ矢サイダー」CMソングを聴きなおしてみては、いかがでしょうか。

(写真は、「夏のどこかへ」が収録されたWANIMAの2019年7月リリースのシングル「Summer Trap!!」)

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