このCMで使われている音楽は、アメリカのソウル・シンガー、ベティ・スワンの「Little Things Means a Lot」です。ベティは米ルイジアナ州シュリブポート出身、1967年にハリウッドのマネー・レーベルからリリースした、デビュー・アルバム『Make Me Yours』(写真)の表題曲の大ヒットで知られます。「Little Things Means a Lot」は、キャピトルからリリースされた1969年のアルバム『Don't You Ever Get Tired Of Hurting Me?』に収録。イーディス・リンデマンが作詞、カール・スタッツが作曲し1953年に発表された楽曲で、キティ・カレンの歌唱で知られるほか、50年代にセックス・シンボルとして活躍したジェーン・マンスフィールドも歌った名曲。ベティのソウルフルかつ親しみやすい歌声によるヴァージョンでは、包み込まれるような味わいがあります。なお、『Don't You Ever Get Tired Of Hurting Me?』には、トニー・ジョー・ホワイト「Willie And Laura Mae Jones」のカヴァーなども収録されています。