三菱自動車の新企業CM「冒険する人が好きだ」篇が1月1日よりオンエアされています。
CMでは、険しい岩場や荒野など悪路を三菱自動車が走り抜けるシーンに、人々がさまざまな競技に挑むさまやパリダカールラリーの映像を重ね、“冒険”をキーワードに、過酷な状況でも前に踏み出していこうという三菱のブランドメッセージを表現しています。
本CMは、背景に流れるCM楽曲もSNSで話題に。使用されたのは、誰もが一度は耳にしたことのある名曲「いとしのレイラ」です。
クリーム〜
ブラインド・フェイスを経た
エリック・クラプトンが1970年に結成した
デレク&ドミノスによる唯一の
アルバム(写真)の収録曲で、
ジョージ・ハリスンの妻だった
パティ・ボイドへの恋情を歌っていることをはじめ、
デュアン・オールマンとのギター共演、イントロのギターリフの元ネタが
アルバート・キング「アズ・ジ・イヤーズ・ゴー・パッシング・バイ」の歌メロであることなど、数多のトピックで語られる歴史的名曲。数多くのCMにも起用されていますが、三菱自動車の2000年代のCMシリーズ「Heart Beat Moters」の印象が強い人も少なくないのではないでしょうか。
このCMシリーズは、初老の男性が歩く速度で若者に負けまいとする「負けず嫌いのみなさんへ」篇や結婚式前日の女性を木村多江が演じた「明日、私は結婚します」篇など、車と人生が交差するさまざまな場面があの印象的なギターフレーズとともに描かれました。今回TV画面から「いとしのレイラ」が流れたことで、2000年代の三菱のCMを懐かしむ声や「いとしのレイラ」の名曲ぶりを再確認する声が上がっています。
エリック・クラプトンは昨年10月にニュー・アルバム『MEANWHILE』を発表。今年3月で80歳を迎え、4月には武道館6days公演も決定しており、その活躍ぶりに期待が寄せられています。
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