8月18日は、漢字の「米」を分解すると“八”“十”“八”と分けられることにちなんで、米の日に制定されています。日本人の主食として長く親しまれてきた米ですが、もちろん音楽にもその影響がうかがえます。そこで、数ある“米ソング”のなかから、“8”曲をご紹介してみたいと思います。
まずは、ロック・バンド系から。“筋少”の愛称で知られる
大槻ケンヂ、
内田雄一郎らによる
筋肉少女帯は「日本の米」において、日本の米を食べているのか? と問いかけ、ラウドロック・バンドの
打首獄門同好会は「
日本の米は世界一」でさまざまなブランド米や定食の名前を連呼し、タイトルどおりに日本の米の誇りを高らかに歌い上げています。ヘヴィメタル・バンドの
SEX MACHINEGUNSは「米 食べろ」で“日本の男、米食べろ”と熱烈なメッセージを焚きつけています。米はパワーの源ということなのか、ロック勢はエネルギッシュに叫ぶ楽曲が多いようです。
米への愛やリスペクトを歌う楽曲はジャンルを問わずに発表されています。
高橋優は「白米の味」にて“逆ナン”された男を描きながら、真っ白いご飯が食べたいと歌います。この楽曲は「JA全農あきたあきたこまち」のCMタイアップ・ソングに起用されるなど、米の“本家”のお墨付きともいえそうです。
キュウソネコカミは「米米米米」にて“あなたのおかげで大きくなれた”と感謝の念を表明。
乃木坂46は、15thシングル「
裸足でSummer」(Type-C)のカップリングに「白米様」なる楽曲を収録。“さゆりんご”こと
松村沙友理率いるユニット“さゆりんご軍団”が食べることが大好きな松村たちが顔に米粒をつけたまま登場するなどコミカルなシーンが飛び出すミュージック・ビデオも話題となりました。
最後は、アーティスト名からして“米”への愛がにじみ出ているような2組を。“くいしんぼうヒップホッパー”ことソロ・ラッパーの“
DJみそしるとMCごはん”は、数々の“美味しい”楽曲を発表していますが、2017年には「おにぎりはお守り r.t.m. 関取花」など全8曲が“ごはん”をテーマにしたコラボレーション作品『
コメニケーション』(写真)を発表しています。アーティスト名、楽曲名、そして歌詞と、米の美味しさ成分で満たされているといってもいいでしょうか。
その『コメニケーション』にも参加していて、“米”といえばまず名前を思い浮かべると予想されるのが、
米米CLUB。こちらも“米”にまつわるタイトルの楽曲が多くありますが、ここでは“ジャパニーズ・ソウルフード”な米にちなんで、
ジェームス小野田のソウルフルなシャウトが繰り出されるファンキー・チューン「OH! 米 GOD!」を挙げておきましょう。
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