コックピットのレーサー(ブノア・トレルイエ選手)にフォーカスをあて、“限界……それは超えるべきもの”というナレーションからはじまるブリヂストン「POTENZA」のCM「限界を超えて」篇。人間の縮図ともいえるモータースポーツでの熱い想いと常に進化するための闘いを、レース映像を重ねることで表現しています。
ピットでのタイヤ交換や身体を揺るがすエグゾーストノートを響かせながら目に飛び込んでくるサイド・バイ・サイドのレース・シーンなどからは、手に汗握る緊迫感が伝わってきます。“100分の1秒先にいる、自分を追い抜け”という渋みある
円道一成のナレーションもクールですね。
このCMをいっそうスリリングにドラマティックに演出しているのが、
ハート(Heart)の「ストロング・ストロング・ウィンド(Strong Strong Wind)」という曲。98年リリースの
『グレイテスト・ヒッツ』(ESCA-7741)や今秋9月に再発の
『グレイテスト・ヒッツ』(EICP-838)に収録されています。
ハートは1970年代にアメリカ・シアトルで結成された、ヴォーカルの
アン・ウィルソンとギターの
ナンシー・ウィルソンの姉妹を中心としたロック・バンドで、エッジの効いたハードなロック・サウンドと情熱的な歌唱が魅力。85年発表のセルフ・タイトル・アルバム
『ハート』が初の全米1位を獲得し、80年代には「ジーズ・ドリーム」「アローン」などの名バラードや「ホワット・アバウト・ラブ」「ネバー」などのヒットを生みました。
◆ブリヂストン「POTENZA」のCM視聴は
こちら。
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