映画『彼岸のふたり』が、2023年2月4日(土)より全国でロードショー。封切りに先駆け、予告編が公開されています。
親からの虐待を受け、児童養護施設で育った西園オトセ(
朝比奈めいり)は、施設を離れホテルの清掃係として働き始めます。初めての社会生活で不安になりながらも、自立の道を模索しようとするオトセの前に、14年間音信不通だった母、陽子(
並木愛枝)が突然現れます。金銭が目的だと分かっていながらも、血の繋がった母との再会に喜びを隠しきれないオトセは葛藤。そしてその葛藤はオトセを自傷行為へと駆り立てます。
一方、地下アイドルの広川夢(
寺浦麻貴)は、望まぬ子を身籠ったままステージに立つことに。2組の母子の人生は交錯し、オトセはやがて過去の自分と対峙すべく母が暮らす生家へと向かいます。室町時代の堺市に実在したと言われる伝説の遊女“地獄太夫”の人生をモチーフに、新進気鋭の北口ユースケ監督が、運命に翻弄される女性達の姿を細やかに描きます。
予告編で使用されている楽曲は、アイドル・グループ、
イロハサクラの「地獄太夫」です。
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