古本屋さんで流れていた曲ということですが、サビの歌詞からおそらく、嘉門達夫の「NIPPONのサザエさん」という曲だと思われます。

　国民的人気アニメ『サザエさん』を題材にした作品で、“アナゴさんはヒドイ顔”などのツッコミネタのほか、サザエさんが実は24歳だったということや、家族でちゃぶ台を囲むときなぜか子供たちだけ座布団がない、といったトリビア満載の歌詞が笑いを誘います。この曲は、シングル「NIPPONのサザエさん」のほか、冒頭のセリフの違うヴァージョンが、10thアルバム『NIPPONの楽しみ』にも収録されています。しかし、残念ながらどちらも廃盤となっていますので、購入される際にはご注意ください。

　年齢・性別問わず多くの人が知っている『サザエさん』。本作を聴けば、思わず「ヘー」という感嘆の声と爆笑が起こること間違いなしです。テンポが早めで練習は必須ですが、これからの忘年会シーズンにカラオケで歌ってみるのもオススメですよ。