4月11日は、近年は“奇跡の50代”としても話題となっている
森高千里の誕生日。当時からのミニスカ・スタイル&美脚も健在で、ミュージシャンとしてのライヴ活動を軸に、音楽番組の司会やCMなどでも活躍しています。
森高は、1986年の「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でグランプリを獲得し、コンテストで審査員を務めていた
糸井重里と「ポカリスエット」のCMで共演。翌1987年にヒロイン役で出演した映画『あいつに恋して』の主題歌「
NEW SEASON」でアーティストデビューを果たしました。
ツアーのリハーサルの入院経験をもとに作詞した1989年のシングル「
ザ・ストレス」のミュージック・ビデオにて、“森高ルックス”を象徴するコスプレを披露して注目を浴びると、続いて、
南沙織の楽曲をリメイクした「
17才」を皮切りに、「
だいて」「
道」「
臭いものにはフタをしろ!!」「
雨」「
勉強の歌」「この街」「
ファイト!!」などが軒並みトップ10入りするなど、ヒット曲を連発。森高の代表曲として挙げられることも多い「
私がオバさんになっても」「
渡良瀬橋」「
私の夏」などを経て、全日空「ラ・九州」キャンペーンソングに起用された1993年の「
風に吹かれて」で意外にも初のシングル1位を獲得しました。
軽快でキャッチーなサウンドと印象的なフレーズ、親しみやすく目を惹くミュージック・ビデオが多いのも特徴の一つ。ミュージック・ビデオでは“オムレツ!オムレツ!”のコーラスを挟みながらゴーゴーダンスを披露する、人気キッズ番組『ポンキッキーズ』のオープニング・テーマとなった「
ロックン・オムレツ」や、耳に残る“飲もう〜”のフレーズが忘年会などの宴会シーズンにマッチし、アサヒビールのCMソングにも起用された「
気分爽快」、クリスマス・シーズンに合わせ、森高出演のサントリー「アイスジン」のCMソングとなった「
ジン ジン ジングルベル」、朝の情報番組『めざましテレビ』のテーマ・ソングとして朝を彩った「
ララ サンシャイン」なども、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
このほか、「
ザ・ミーハー」「
夏の日」「
素敵な誕生日」「私の大事な人」「
二人は恋人」など多くの楽曲が人気を博しており、シングルセールスとしては、
明石家さんま主演のドラマ『恋も2度目なら』の主題歌となった「二人は恋人」が現時点でのトップとなっています。
森高の楽曲をまとめてチェックしたい時には、25周年記念としてリリースしたシングル・コレクション『
ザ・シングルス』や、ベスト・アルバム『
UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '87〜'92』『
UHQCD THE FIRST BEST SELECTION '93〜'99』などがおすすめ。楽曲だけでなく美貌と美脚、パフォーマンスもセットで!という方には、2018年のデビュー30周年企画として2日間にわたって開催し、デビュー曲「NEW SEASON」からシングル45曲を発売順に歌ったライヴの模様を収めた映像作品『
30周年Final企画「ザ・シングルス」Day1・Day2 LIVE 2018 完全版』で存分に森高ワールドを堪能してみてはいかがでしょうか。
(写真は、1989年リリースの森高千里のアルバム『
非実力派宣言』)