3月1日は、1925(大正14)年3月に日本で初めてマヨネーズが製造・販売されたということで、初めての“1”にちなんで、キユーピーが「マヨネーズの日」を制定しています。そこで、マヨネーズが登場する楽曲をいくつか紹介していきたいと思います。
まずは、“スマパン”の愛称で日本でも人気を博しているアメリカのオルタナティヴロック・バンド、
スマッシング・パンプキンズの、そのままズバリなタイトル「マヨネーズ」を挙げておきましょう。同曲は1993年の2ndアルバム『
サイアミーズ・ドリーム』に収録され、同アルバムは全米トップ10にランクインし、一躍スマパンの名を響かせるブレイク作となりました。
ファンから“ドーパン”の名で親しまれる
DOPING PANDAは、2001年にリリースした1stアルバム『
Performation』の冒頭に「Mayonnaise on my toast」を収録。スピーディかつアグレッシヴに展開する全編英語詞のロック・チューンとなっています。
斉藤和義は、自身の代表曲のひとつ「
歩いて帰ろう」も収録された1995年リリースの3rdアルバム『
WONDERFUL FISH』にて、「ポストにマヨネーズ」なる楽曲を発表。こちらは「ポストにマヨネーズ 流しこんだの テメェだろう!」という怒りをぶちまけた内容となっています。ちなみに、「
ポストにマヨネーズ」はその後に『WONDERFUL FISH』からシングル・カットされています。
歌詞のなかにも“マヨネーズ”が登場する楽曲はたくさんあります。
BEYOOOOONDSの2022年3月リリースの3rdシングル「
英雄〜笑って!ショパン先輩〜 / ハムカツ黙示録」の「ハムカツ黙示録」には、曲中のセリフに登場。
関ジャニ∞は、大阪グルメ・リスペクトな楽曲「TAKOYAKI in my heart」にて「マヨネーズたっぷりの焼きそば」と、“たこ虹”のニックネームで知られる関西を拠点としたアイドル・グループの
たこやきレインボーは、たこやき愛はじける曲「ジュージューシー!!」で「マヨネーズかけて 青のりかけて」と歌っています。“ボイメン”こと
BOYS AND MENも、インディ時代の楽曲で、メンバーが出演したドラマ『
トクサツガガガ』の劇中にも使われた「なごやめしのうた」にて「冷やし中華にはマヨネーズでしょう」と歌うなど、さまざまな楽曲でオールラウンダーのマヨネーズの魅力に触れています。
クレイジーケンバンドが食品卸会社「西原商会」の社歌として2014年に制作し、TV-CMでもおなじみとなった「世界、西原商会の世界!」には「例えマヨネーズ1本でもお届け致します」というフレーズが登場。同曲は2022年5月に
RHYMESTERがアナザーソング的に「世界、西原商会の世界! part2 逆featuring CRAZY KEN BAND」としてシングル化し、「マヨネーズ一本からでも喜んで」と綴っています。
岡崎体育は「普通の日」という楽曲で(おにぎりに)「ちょっとだけマヨネーズつけて」と歌唱。同曲は2021年の4thアルバム『
FIGHT CLUB』(写真)に収録されています。
そのほか、
DJみそしるとMCごはん「ママのバーガー」「PIZZA」をはじめ、食べ物をテーマにした歌詞によく登場していますが、やはりマヨネーズ・ソングとして多くの人が思い浮かべるのは、「
慎吾ママのおはロック」ではないでしょうか。
香取慎吾がバラエティ番組『サタ☆スマ』のコーナー企画のキャラクターの“
慎吾ママ”名義で2000年8月にシングルとしてリリース。朝の人気子供番組『おはスタ』のMC、
山寺宏一の挨拶“おっはー”や、サビの“おっはーでマヨチュッチュ”のフレーズも話題となりました。同曲は作詞・作曲・プロデュースを
ピチカート・ファイヴの
小西康陽が手掛けています。
これ以外にも“マヨネーズソング”はまだたくさん存在していますので、自分なりの“マヨソング”を探してみるのはいかがでしょうか。
※ 記事は掲載日時点での情報をもとに書かれています。掲載後に生じた動向、および判明した事柄等は反映しておりません。ご了承ください。