秋の新番組としてもご紹介した『恋文〜私たちが愛した男〜』は、渡部篤郎・水野美紀・和久井映見の話題の共演と、それを取巻く大物キャストで注目のドラマですが、萩原健一主演映画（85年）に感動した世代にとっても興味深い作品です。

　ご質問の曲は、ザ・ビートルズの「イン・マイ・ライフ」ですね。郷愁を感じさせるこの曲は、ドラマのイメージソングとなっていて前半の印象的なシーンで使われているようです。この曲が収録されているアルバム『ラバー・ソウル』は、ビートルズがアイドルからの脱皮に成功したといわれる、転換点となったアルバムです。ジョンの世界が色濃く反映された作品群と凝った音作りで、全体を通してしっとりとした雰囲気持つ必聴盤です。ビートルズって実は一枚も持っていなくて‥という方にもオススメの一枚！

　さてこちらのドラマ、「イン・マイ・ライフ」や主題歌Do As Infinity「柊」は言うまでもないですが、流れる他の音楽も切なくて良いなぁと思っていたところ、音楽担当が岩井俊二監督作品でお馴染みの、元麗美ことREMEDIOSが手がけているという事で納得。こちらはHPで視聴ができますのでチェックしてみてくださいね。「イン・マイ・ライフ」は入っていませんが、11/27にドラマのサントラも発売されます。詳しくは『恋文』HPへ。