“麒麟”がスイスイと飛んでいる日本画のような世界観が印象的なキリンビール「豊潤」のCM。こちらで使われているのは、ヤング・ラスカルズ「グルーヴィン」のCM用リメイク版で、CD化はされておりません。

　ヤング・ラスカルズは、フェリックス・キャヴァリエを中心にニューヨークで1964年に結成された4人組で、R&B、ソウルへ傾倒した黒人顔負けのまさに“グルーヴィン”なサウンドと、英国的なポップ感覚を併せ持ったブルー・アイド・ソウル・グループとして活躍しました。1968年に“ラスカルズ”と改名、解散する1972年までに数々のヒット・シングルを発表しています。CMで使用されている「グルーヴィン」のオリジナル・ヴァージョンは、彼らの3作目「グルーヴィン」に収録されていますので、是非こちらをチェックしてみてください。