吉永小百合さんが、モネの名画の中に迷い込んでしまったかのような映像がとても美しい、シャープの液晶テレビ アクオス(AQUOS)「モネの庭」篇のコマーシャルで使われている
バッハの名曲「G線上のアリア」をモチーフにした楽曲についてのお問い合わせですね。
このCMで使われている曲は、フジテレビ系ドラマ『大奥』のテーマ曲として
バート・バカラックの名曲
「I Say A Little Prayer」のカヴァーを歌った女性ヴォーカリスト、
kazamiによる
「G線上のアリア 〜Lotus Flower〜」という曲です。
オリジナルはバッハが管弦楽組曲第3番のために書き下ろした楽曲なのですが、バッハの没後、19世紀後半になってからヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミが管弦楽組曲第3番のなかから“発掘”し、ヴァイオリンの最も低い音を出す「G線」だけで弾けるように編曲した曲が、現在皆様におなじみの「G線上のアリア」。
クラシカル・クロスオーヴァーが人気の昨今ですが、
Sweetoboxによる「エヴリシング・イズ・ゴナ・ビー・オールライト」(ヴォーカリストが変わったため、2ヴァージョンあり。共にアルバム
『グレイテスト・ヒッツ』に収録)や、
イングヴェイ・マルムスティーンの「Air」(イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース名義のアルバム
『アタック!!』に収録)など、以前からクラシック以外のジャンルのアーティストにも愛され、カヴァーされています。
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