無数のCDジャケットがiPodに吸い込まれていく、端的な映像が印象的なAppleの新しいCM「iPod 1000 Songs」（視聴はコチラ）。

　お問い合わせのように、ダンス・ミュージックのようでありながら、ロックなディストーション・ギターとシャウトしまくりのヴォーカルもかなり強烈。こちらで使われているのはライノセラス（Rinocerose）の「キュービクル」
という曲です。

　ライノセラスはJean PhilippeとPatouの2人組エレクトロ・ユニットで、95年にスペインでデビュー・アルバムをリリースし、ギター3人、シンセ等々総勢10名の大掛かりなステージとパフォーマンスで話題を呼び、アンダーワールドのサポート・アクトや、モービーがオーガナイズしたイベント「エリア・ワン」（2001年）に召集されるなど、本国フランスのみならず世界中で注目を集める存在。ダンス・ミュージックの手法を用いながら、ロックのギター・サウンドを大胆に取り入れ、時にはレイド・バックした独特のサウンドが聴かせる彼らですが、CM曲「キュービクル」
は、4月に海外リリースされた『Schizophonia』 （写真）からの1曲で、日本盤では新たに5月17日に発表される、過去4作品から選曲されたベスト盤『ライノセラス』に収録されるようです。

　「iPod」のCM起用で大ブレイクの期待が高まるライノセラス。これから目が離せませんね！

　ライノセラスの公式HPはコチラ。