重々しい感じでズンーチャ、ズンーチャと鳴り響く、ソフトバンクのアクオス携帯のCMやドラマ『のだめカンタービレ』でたびたび同じ曲が流れています。このクラシック曲について教えてください。
砂場で遊ぶ子供たちのかたわらで、アクオス携帯を握り締める“予想GUY”が初登場したソフトバンクのCMや、
竹中直人がドイツ人指揮者を演じるという荒唐無稽なキャスティングでも話題になっているこの秋の月9ドラマ『のだめカンタービレ』の挿入曲として最近テレビで流れている曲へのお問い合わせですね。
この曲は
セルゲイ・プロコフィエフ作曲のバレエ音楽『ロメオとジュリエット』の第2組曲「モンタギュー家とキャピレット家」の中のパートです。重厚でありながらもほとばしる激情に一抹の不安を混在させたかのような旋律がとても印象的ですね。
ドラマ『のだめ』ヴァージョンが、来る12月に発売される『のだめカンタービレ』
OSTに収録されるかどうかはまだ公表されていませんが、2001年に、日本人指揮者の
佐渡裕が名門のスイス・ロマンド管弦楽団を振ったライヴでの名演奏が収録された
『プロコフィエフ:ロメオとジュリエット』(写真)や、
アルミン・ジョルダンの指揮でこちらもスイス・ロマンド管弦楽団によるヴァージョンを収録した
『バレエの鉄人〜超越のバレエ音楽集』がオススメですよ。
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