その曲は、
レッド・ツェッペリン(以下ZEP)の
「コミュニケイション・ブレイクダウン」です。1969年にリリースされた彼らのデビュー・アルバム
『レッド・ツェッペリン』(写真)に収録されています。
ウルフマザーは昨年の11月14日、UK Music Hall Of Fameの授賞式で、殿堂入りを果たしたZEPへのトリビュートとしてこの曲を演奏、これまでのライヴでもたびたび取り上げているようです。アンドリュー・ストックデイル(vo,g)の声質はZEPのシンガーである
ロバート・プラントにそっくりで、ものの見事にハマっていましたね。
この『レッド・ツェッペリン』は、ロック史上に残る名作のひとつ。それまでにないほど圧倒的にヘヴィなブルース・ロックで、シーンに衝撃を与えました。「コミュニケイション〜」のようなハード・ロック・チューンからブルースのカヴァー、アコースティックなナンバーまで、ZEPというバンドの基本がほぼ提示されている作品といえるでしょう。ウルフマザーの
『狼牙生誕!』を気に入った方であれば、必ずや感じるところがあるはずですので、ぜひチェックしてみてください。その他にも、初期の
ブラック・サバスや
ジミ・ヘンドリックスなども必聴。ウルフマザーのメンバーと同じように、音楽的素養をどんどん広げてみませんか?
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