いつの間にやら普及目覚しいポッドキャスト。お笑い〜音楽〜ニュースとそのジャンルも多岐にわたって侵食中。かと思えば、HDD内蔵ラジオレコーダーが発売されるなど、いつでもどこでも“トーク”を求める欲張りさんも増えているわけですねえ。そんな貴方にオススメなのが、フォーク・シンガーにして生粋の呑んべえ、なぎら健壱のトークCD『嘘のような本当の話＜第一集＞目が覚めたら、泣くぞ！』。数々のエッセイでも語られている通り、爆笑エピソード／フォーク的裏話には事欠かないなぎらさん。ゆる〜く軽妙に畳み掛けるその話しっぷりたるや、実に心地よく酔いが回ってきます！ ずばりハマってしまった場合には、第2弾『嘘のような本当の話＜第二集＞話の途中で寝るなよ！』もぜひぜひ購入を。

　2005年にはデビュー35執念（周年）を迎え、アルバム『裏技』をリリース。写真集『東京のこっちがわ』『町のうしろ姿』（発売記念イベントでは、いとうせいこうとのトーク・ライヴを開催したとか）を発表するなど、相変わらずも飄々とした活動がうれしいもの。来る4月30日には自身が主催となって“なぎら健壱プレゼンツ 東京フォークジャンボリー2007”を葛飾シンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで開催！ 出演者には、まるで六文銭のように（元六文銭メンバーによるユニット）、ディランIIなどこの日限りの再結成組に加え、なぎら健壱＆坂崎幸之助によるデュオ“フォークジャンボリーズ”も登場！ これはチェックしておきませんと。

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