コチラの曲は、
ローリング・ストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」です。68年の名作
『ベガーズ・バンケット』(写真)に収録されています。当時の学生運動や暴動に触発された内容の歌詞であることは有名で、“貧しいガキにできることといったら、ロックンロール・バンドで唄うことくらいなんだよ”と、ミ
ック・ジャガーが挑発的に歌うクールなナンバーです。現在でもライヴでたびたび演奏される人気曲であり、
キース・リチャーズによるシンプルなギター・リフも印象的。ちなみに、米国の著名な音楽誌、Rolling Stoneが2004年に選定した“500 Greatest Songs of All Time”の中の1曲にも選ばれています。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002年)や
『華氏911』(2004年)で知られる
マイケル・ムーアが、今回の『シッコ』で取り上げたのは米国の医療制度。日本では8月25日に公開となります。社会的・政治的な題材を皮肉を交えて扱うムーアの作風と、この「ストリート・ファイティング・マン」は合致するところがあるかもしれませんね。
■予告編の視聴も可能な『シッコ』の日本語版公式HPは
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