派手な爆発や建物の崩壊などダイナミックな映画を量産する映画監督“破壊王”
ローランド・エメリッヒ。彼の代表作
『インデペンデンス・デイ』は、エイリアンと人類との死闘を革新的な技術で描き〈第69回アカデミー賞〉視覚効果賞を受賞しました。その続編『
インデペンデンス・デイ:リサージェンス』が7月9日(土)に日本公開されます。今回はディザスター・ムービーの巨匠エメリッヒが監督した人類滅亡映画を調べてみました。
最初の人類滅亡危機は、ドイツ時代に制作した熱核ビームを地球に放射しようとする人工衛星の暴走を描いた1983年公開の処女作『スペース・ノア』(インターナショナル版のタイトルは
『ディストラクション〜地球滅亡』)。2回目は前述の『インデペンデンス・デイ』。未曾有の災害で地球全体が崩壊しかけ、人類の存亡が描かれる2004年公開の
『デイ・アフタートゥモロー』で3回目。所謂“2012年問題”を取り上げ、人類が天変地異に襲われる2009年公開の
『2012』で4回目の人類滅亡の危機を迎えています。さらにニューヨークという局地的な危機ではありますが、1998年の一大リメイク作品
『GODZILLA』を含むと、エメリッヒ監督作では、少なくとも5回人類は滅亡しかけています。
しかしその都度人類を救済し、福音をもたらすのもエメリッヒ自身ということを忘れてはなりません。『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』で再び私達は滅亡の危機に直面するのか、期待が高まります。
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