1954年にシリーズ第1作
『ゴジラ』が公開されてから、ハリウッド作品も含めると30作が制作されている『ゴジラ』関連作。7月29日(土)には『シン・ゴジラ』が全国公開されました。同作は『エヴァンゲリオン』シリーズを手がけた
庵野秀明が総監督・脚本・編集を務め、『ガメラ 大怪獣空中決戦』で特撮監督を担当した
樋口真嗣が監督・特技監督として参加。さらに音楽を
鷺巣詩郎が担当し、総勢328名に上るキャストが出演した超大作に仕上がっています。
これまでキングギドラ、モスラ、メガギラス、デストロイアなど空を飛ぶ怪獣と幾度か対峙してきたゴジラですが、過去に自身も空を飛んだことが一度だけあり、そのシーンは1971年の
『ゴジラ対ヘドラ』で確認できます。同作でゴジラは飛行して逃げようとする敵・ヘドラを追うために、口から熱線を吐き、その推進力で空をタツノオトシゴノのように尻尾を丸め舞います。この作品はサイケデリック・カルチャーの影響を感じさせる、アシッドムービーのような実験的な描写があるなど、ゴジラが空を飛ぶシーン以外にも見所満載のシリーズ屈指の異色作です。
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