さだまさしの代表曲の一つ「関白宣言」を、「俺の体、俺より管理しろ」「家の外に出してはいけない」「飼えない数を飼ってはいけない」と猫目線で飼い主へメッセージする替え歌に仕立て、パートナーとして猫の一生に添い遂げることの大切さを伝える、ACジャパンの日本動物愛護協会支援CM「にゃんぱく宣言」が、2019年7月1日よりオンエア。
このCMソング「にゃんぱく宣言」は、「関白宣言」を手掛けたさだまさしが自ら作詞・作曲し、歌っています。“ニャー”という可愛らしいフレーズとともにジーンと心に響く歌は、短い時間ながらもさすが“さだまさし”といえる情趣にあふれています。これについて、さだ本人が司会を務めるTV番組で「替え歌はなかなか著作権上難しいところもあって〈関白宣言〉に聴こえるように作った」と語っています。
原曲の「関白宣言」は1979年に発表されたシングル曲で、同年の年間チャート4位のヒット。〈第21回日本レコード大賞〉で金賞を受賞したほか、さだの実弟・さだ繁理主演による「関白宣言」として映画化もされました。同曲は『
帰郷』や『
天晴〜オールタイム・ベスト〜』(写真)といったベスト・アルバムにも収録。また、さだは、1994年の20枚目のアルバム『
おもひで泥棒』でアンサーソング的なパロディ「関白失脚」も発表しています。
ちなみに、CMに登場する猫は、三毛柄の“エレナ”とサビ猫の“ソフィ”とのことです。
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