おそろいの黄色のTシャツを着た4人家族が、“にんにくにくにく にんにくにくにく にんにくトンコツ”と歌うクセになる曲に合わせて、アイソレーション(ポップダンスやアニメーションダンスなどでよく使われる、部位を一つ分離させて動かすダンス・テクニック)を取り入れたダンスを踊る、日清食品「カップヌードル にんにく豚骨」のTV-CM「にんにくダンス」篇が、2月よりオンエア。にんにくがガッツリと入った「にんにく豚骨」同様に、インパクトの強いCMとなっています。
このCMで流れている楽曲は、ザ・ドリフターズの「ゴー・ウェスト」の替え歌です。オリジナルの「ゴー・ウェスト」は、1977年10月から79年3月までに放送されたTV人形劇『飛べ!孫悟空』の挿入歌となったカントリー調の楽曲で、78年4月にザ・ドリフターズの12枚目のシングルとしてリリース。『飛べ!孫悟空』は、『西遊記』をモチーフに、
志村けんが演じるそんごくう(孫悟空)をはじめ、ザ・ドリフターズのメンバーそっくりの人形が登場し、メンバー自身が声も担当したドタバタ人形劇。当時人気絶頂の
ピンク・レディーが狂言回し役として場面転換で短い歌を歌ったり、主題歌「スーパーモンキー孫悟空」(ピンク・レディーの9枚目のシングル「
透明人間」のカップリングに収録)を担当するほか、歌手や俳優、タレントなど豪華な面々がゲスト声優として毎回出演し、子供たちを中心に人気を博しました。
「ゴー・ウェスト」は、ザ・ドリフターズのベスト・アルバム『
ドリフだョ!全員集合』(写真)などに収録されています。
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