11月21日は“世界ハロー・デー”(World Hello Day)として記念日となっているのをご存じでしょうか。1973年の第4次中東戦争の勃発をきっかけに、米アリゾナ州立大学のブライアン・マコーマック博士らによって、「この日に10人に挨拶することによって、世界の指導者たちに〈紛争よりも対話を〉とのメッセージを伝えよう」と提唱、1973年に制定されました。
そこで、曲名に「ハロー」がつく楽曲をいくつかご紹介。
ザ・ビートルズの「Hello, Goodbye」をはじめ、世界中に多数の“ハロー曲”がありますが、ここでは日本の楽曲のうちのほんの僅かとなりますが、ご容赦ください。
まずは、ずばり「ハロー」を冠している楽曲から。正直なところ「ハロー」だけで限りが尽きないのですが、カタカナの「ハロー」としては、
Chara、
SMAP、
真心ブラザーズ、
THE BACK HORNなど。英語の「Hello」「HELLO」となると
福山雅治をはじめ、
安室奈美恵、
絢香、
ユニコーン、
チェッカーズ、
SING LIKE TALKING、
LOVE PSYCHEDELICO、
ナオト・インティライミ、
SCANDAL、
スーパーカー、
ケツメイシ、
sads、
HYDE、
ORANGE RANGE、
Official髭男dism、
キマグレン、
フジファブリック、
家入レオ、
Da-iCE、
TENDREなど枚挙にいとまがありません。ジャニーズでも
KinKi Kids、
V6、
KAT-TUNなどが歌い、エクスクラメーションマークがついた
倉木麻衣の「Hello!」や途中を大文字表記にした
Mrs. GREEN APPLEの「HeLLo」というのもあります。女優としてドラマやCMで活躍している
上戸彩も2003年に3rdシングルとして「
Hello」をリリースしていますね。
続いては、「ハロー」を繰り返すタイプの曲名。
Superfly「
ハロー・ハロー」を筆頭に、
アンダーグラフ「ハロー ハロー」、
坂本真綾「
ハロー、ハロー」、
小田和正「hello hello」、
Snow Man「
HELLO HELLO」などがありますが、
藍井エイル「
HELLO HELLO HELLO」(写真)をはじめ、
クラムボンや
グッドモーニングアメリカは2回では足らないのか「ハローハローハロー」と3回連呼する楽曲を歌っています。
また、“ハロー”は挨拶で使われるフレーズということもあってか、呼びかけタイプの曲名が多いのも特徴的。
五輪真弓「ハロー、マイ・フレンド」や
松任谷由実「
Hello, my friend」など身近な存在に語りかけるものから、
槇原敬之「ハロー!トウキョウ」、さらには
BUMP OF CHICKEN「Hello,world!」、家入レオ「
Hello To The World」、
少年ハリウッド「
ハロー世界」、
Alice Nine「ハロー、ワールド」、
わーすた「ハロー to the world」と世界へ向けたかと思うと、
JUDY AND MARY「Hello! Orange Sunshine」や
Sasakure.UK「*ハロー、プラネット。」と宇宙へも呼びかけたりしています。一方で、
エレファントカシマシ「
ハロー人生!!」やサザンオールスターズ「Hello My Love」、MISIA「
Hello Love」、浜崎あゆみ「Hello new me」など内面的なものへ語りかけたり、GReeeeN「
ハロー カゲロウ」、10-FEET「
ハローフィクサー」、真野恵里菜「ハロー! エスパー! ハロー!」など謎めいた(?)ものへ呼びかける曲名もあります。
「ハロー・グッバイ」「ハロー・アゲイン」というのも非常に多いタイトルのひとつ。「ハロー・グッバイ」は冒頭のザ・ビートルズをはじめ、
YUKIの「
ハローグッバイ」や
アグネス・チャンの「ハロー・グッドバイ」などがあります。アグネス・チャンの「ハロー・グッドバイ」は、1981年に当時の柏原よしえ(現・
柏原芳恵)が2番の歌詞を替えて「
ハロー・グッバイ」と改題し、7thシングルとしてリリース。シングル6位のヒット曲となりました。そのほか「ハロー・グッバイ」は
くるり、
斉藤和義、
かりゆし58、
Galileo Galileiなどのほか、
松たか子「Hello goodbye」や
相葉雅紀「Hello Goodbye」、
ももいろクローバー「Hello…goodbye」なども。GReeeeNが34thシングルとしてリリースした「
星影のエール」のカップリングには、「ハロー グッバイ by “STAY HOME”」という曲も収められています。“ハロー・グッバイ”もそうですが、
Kizuna AIの「hello, alone」や雪ノ下雪乃(
早見沙織)&由比ヶ浜結衣(
東山奈央)の「
Hello Alone」など、ちょっぴり寂しい感じもしそうなタイトルもあります。
「ハロー・アゲイン」のタイトル名は、1995年の年間チャート6位となった
My Little Loverの「
Hello, Again 〜昔からある場所〜」がなんといってもインパクト大。
東方神起「Hello again」や
田村ゆかり「Hello Again」など多くアーティストが曲名にしています。
そのほかにも
Perfume「いじわるなハロー」や
A応Pの(“波浪注意報”にかけた)「
初恋Hello注意報」などさまざまなタイプの“ハロー”曲があります。対話のメッセージを伝えようという世界ハロー・デーをきっかけに、みなさん自身の一推し“ハロー”曲を探してみるのも、面白いのではないでしょうか。
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