「いつものビール何色ですか」を皮切りに、俳優の山田孝之がクラフトビールについて語りかけるキリンビール「スプリングバレー」のTV-CM「ビールの色」篇が、7月よりオンエア。さまざまな色のビールを見ながら味を想像したりと、ビールを選ぶ楽しみを実感している姿が画面越しに伝わってくるようなCMとなっています。

　このCMで流れている楽曲は、米・カリフォルニア出身のファンク・ロック / ソウル・バンド、ウォーの「ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ？」（Why Can't We Be Friends?）です。レゲエ・ビートを取り入れたこの曲は、1975年にウォーのシングルとしてリリースされ、全米6位を記録。「仲間よ目を覚ませ！」という邦題でも知られています。同曲を収録した7thアルバム『ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ？』（Why Can't We Be Friends?）（写真）も全米8位、R＆Bチャート1位を記録するなど、ウォーの代表曲のひとつとして長く親しまれています。

　ちなみに、アルバム『ホワイ・キャント・ウィ・ビー・フレンズ？』でシングル化されたもうひとつの楽曲「ロー・ライダー」（Low Rider）も全米7位、R＆Bチャート1位とヒット。同曲はビースティ・ボーイズ「スロウ・ライド」、オフスプリング「プリティ・フライ（フォー・ア・ホワイト・ガイ）」、ステレオ・MC'S「エイント・ガット・ノーバディ」などに“ネタ”として引用されています。