ヒューマン・ドキュメンタリー映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』が、3月1日より全国でロードショー。封切りに先駆け、予告編が公開されています。
リトル・リチャードは、1950年代半ばに彗星のように音楽シーンに現れ、後進のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた革新的黒人アーティスト。
ミック・ジャガーは「ロックンロールはリトル・リチャードが始めた」と語り、
エルヴィス・プレスリーは「彼こそロックンロールの真のキングだ」と称賛。
ビートルズのデビュー前から親交があった
ジョン・レノンは「初めて会ったとき、畏敬のあまり、硬直してしまった」と言い、
ポール・マッカートニーは「歌で叫ぶのはリチャードの影響さ」と語ります。はたして彼はいったいどのような生い立ちを経て、その名を世界に刻んでいったのか。豊富なアーカイヴ映像、本人およびその親族や関係者、識者に加え、ミック・ジャガー、
キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、
デイヴィッド・ボウイら著名ミュージシャンによる証言映像とともにつまびらかにする感動作です。
予告編で使用されている楽曲は、リトル・リチャードが1956年にリリースした「のっぽのサリー」(ロング・トール・サリー)です。アルバム『
ヒアズ・リトル・リチャード』(写真)などに収録されています。なお本楽曲は、
パット・ブーン、エルヴィス・プレスリー、
ザ・キンクス、ザ・ビートルズなど多くのアーティストにカヴァーされています。
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