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「スペースシャトル」について歌った曲がしりたい!

2024/08/30掲載
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スペースシャトルのことを歌っている曲があったらしりたいです。
 スペースシャトルは、アメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた有人宇宙船で、試験用を経て、1981年4月に「コロンビア」号が宇宙に到達した最初のスペースシャトルとして初飛行を行なっています。1983年には「チャレンジャー」号が、今から40年前の1984年8月30日には「ディスカバリー」が初飛行を成功させ、その後も「アトランティス」号、「エンデバー」号が打ち上げられ、2011年7月8日のアトランティス号の打ち上げをもって、30年余のスペースシャトル計画は幕を閉じました。

 宇宙への夢や希望、ロマンなどが重なることもあって、楽曲のなかにも「スペースシャトル」について歌った楽曲は多くありますが、そのなかの一部を紹介していきましょう。

 まずは、「スペースシャトル」をタイトルに冠した楽曲から。“ホタバン”の愛称で知られる千葉県柏市出身のエヴァーグリーン・ポップス・バンドのホタルライトヒルズバンドは、2019年のアルバム『forevergreen』にて、そのままズバリ「スペースシャトル」という楽曲を歌っています。同年にはラッパーの空音も1stアルバム『Fantasy Club』にて「space shuttle」をリリース。

 ロック・バンドのsajiはphatmans after school名義時代のアルバム『セカイノコトハ』にて「さよならスペースシャトル」を、崎谷健次郎はデビュー前に組んでいたバンド“VIZION”のアルバムをリメイクした『VISION』にて「Space Shuttle Love」を、UNISON SQUARE GARDENは9thフル・アルバム『Ninth Peel』にて「スペースシャトル・ララバイ」を、それぞれ発表しています。

 続いて、歌詞に「スペースシャトル」が登場する楽曲をピックアップ。2024年の「夏の高校野球応援ソング」としてテレビ朝日系高校野球ダイジェスト番組『熱闘甲子園』ほか、地方大会や甲子園本大会の各球場で流れた「ずっと好きだから」で話題を集めた名古屋発のロック・バンド“ねぐせ。”は、2021年にミニ・アルバム『スペースシャトルで君の家まで』(写真)収録の「スーパー愛したい」でスペースシャトルに言及。同曲は2024年のメジャー・デビュー・アルバム『ファンタジーな祝日を!!!』にて「スーパー愛したい(fantastic ver.)」として収録されていますが、同アルバムの「サンデイモーニング」の歌詞にもスペースシャトルが登場します。

 そのほか、パラスポーツアニメ「パラバドミントン編」テーマ曲となった木村カエラ「Wish upon a star」や『仮面ライダーフォーゼ』のエンディングを飾った土屋アンナSwitch On!」をはじめ、真心ブラザーズ「家巣、愛無 OK!」、森山直太朗「みんなおんなじ」、FLOW「TOY MACHINE」、THE COLLECTORS「スペース・エイリアン」、黒猫チェルシー「恋はPEACH PUNK」、ベリーグッドマン「ミクロコスモス」、石崎ひゅーい第三惑星交響曲」、HUSKING BEE「Re-By Chance feat.MOROHA」、Analogfish「TEXAS」、DOBERMAN INC「Hip-Hop War」、Rin音「Sweet Melon feat. ICARUS」、眉村ちあき「偏差値2ダンス feat.玉屋2060%(Wienners)」など、さまざまなジャンルやアーティストの楽曲でスペースシャトルのフレーズを発見することができます。

 懐かしいところでは、松本隆細野晴臣のコンビによるデビュー・シングル「ハートブレイク太陽族」が奮わなかったため、テクノカットの性別不明の3人組というコンセプトを一新させ、“聖子ちゃんカット”のアイドル・グループへと大幅に変貌したスターボーが1983年にリリースしたシングル「たんぽぽ畑でつかまえて」や、1995年にアニメ『行け!稲中卓球部』オープニング・テーマに起用された「しゃにむにシェイク!シェイク!」でシングル・デビューを果たした8人組バンド“SWITCH”が同年にリリースした3rdシングル「みんなスゲェー」などでも、“スペースシャトル”が登場。これら以外でもまだ“スペースシャトル”を歌う楽曲は多くありますが、宇宙や上昇、夢、希望などといったテーマやフレーズに絡めて描かれていることが少なくないようです。
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