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Winkのシングルセールストップ5は?

WINK   2024/10/11掲載
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Winkのシングルでなかで売れた曲トップ3をおしえてください!
 10月11日は、前日の「目の愛護デー」が10月10日の数字を90度倒すと両目に見えることにあやかり、10月11日の数字を90度倒すと片目をつぶった“ウインク”状態に見えることから、「ウインクの日」に制定されています。そこで“ウインク”にちなんで、アイドル・デュオの“Wink”の歴代シングルセールス上位5位を紹介していきたいと思います。

 Winkはアイドルグラビア雑誌が開催したミスコンテストに入賞した鈴木早智子相田翔子によって、1988年に結成。同年4月にイギリスのルベッツのヒット曲をカヴァーしたシングル「Sugar Baby Love」でデビューを果たしました。80年代後半当時はアイドルにとって“冬の時代”とも言われていた時期でしたが、90年代前半にかけてヒット曲を連発し、ユニークなキャラクターとともに存在感を発揮しました。

 Winkのシングルで最もセールスを記録したのは、1988年リリースの3rdシングル「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」です。同曲は、ストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースによるカイリー・ミノーグのカヴァーで、南野陽子主演ドラマ『追いかけたいの!』の主題歌に起用。Winkに初のチャート1位をもたらし、ドラマ終了後もロングセールスを記録しました。日本限定でカイリー・ミノーグのオリジナル曲もシングル・カットされ、こちらもオリコン洋楽チャート10週連続1位とヒットしています。

 次に売り上げの高いシングルは、1989年リリースの5thシングル「淋しい熱帯魚」です。両腕を互い違いにして振り向く振り付けが“大魔神ポーズ”と呼ばれて話題になりました。2週連続1位となり、全日本有線放送大賞年間グランプリ、日本レコード大賞で大賞を受賞、同曲で『NHK紅白歌合戦』初出場を果たしました。感情を表に出さないWinkのイメージを決定づけた曲となり、のちにCMソングなどで替え歌やパロディにも用いられました。

 第3位は1989年発表の4thシングル「涙をみせないで 〜Boys Don't Cry〜」で、旧ユーゴスラヴィアのグループ“ムーラン・ルージュ”のカヴァーとなります。前作「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」の勢いを受けて、3週連続1位を記録。「Sick-Sick-Sick-」のフレーズが印象に残りました。

 惜しくもトップ3を逃したのが、1989年リリースの6thシングル「One Night In Heaven 〜真夜中のエンジェル〜」です。同曲は、ボン・ジョヴィハンソンハッピー・マンデーズなどのヒット曲を手掛けたスコットランド出身のスティーヴ・リローニと、ローウェン&ナヴァロのメンバーで、レッド・ホット・チリ・ペッパーズで活動したデイヴ・ナヴァロのいとこでもあるダン・ナヴァーロと海外作家陣が作曲していますが、カヴァーではなくオリジナルの書き下ろし曲で、そこに松本隆が詞を乗せています。こちらも2週連続1位を記録しています。

 上位4位までは3rdシングルから6thシングルと、いわゆるWinkの全盛期といえる1988〜89年に発表された楽曲が占めていますが、5位には1993年にリリースされた19thシングル「咲き誇れ愛しさよ」がランクイン。作詞・大黒摩季、作曲・織田哲郎、編曲・葉山たけしという制作陣は、大黒摩季「チョット」などで知られる当時のヒット・コンビで、Winkが出演した資生堂「プルミエ」のCMソングにも起用されました。同曲は最高位は9位でしたが、12週連続で100位内にランクインしています。

 トップ5には洩れましたが、ノーランズの楽曲をカヴァーし、チャート1位を獲得した「Sexy Music」や、惜しくも最高位2位に終わった「夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜」「ニュー・ムーンに逢いましょう」「きっと熱いくちびる 〜リメイン〜」「真夏のトレモロ」のほか、秋元康が作詞を担当し、大井競馬場「トゥインクルレース」のCMソングにもなった「トゥインクル トゥインクル」など、1996年3月末の活動停止まで、さまざまなシングルがチャートをにぎわせました。「ウインクの日」を機に、Winkの楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

(写真は、2013年6月発表のWinkのデビュー25周年を記念したベスト・アルバム『“SELECTION”-WINK 25TH ANNIVERSARY SELF SELECTION』)

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