受験生へエールを送る広告として2016年から実施している、早稲田アカデミーの受験生応援シリーズ「You're the HERO.」の2025年ヴァージョンが、1月4日より展開。「You're the HERO. 中学受験」篇、「You're the HERO. 高校受験」篇などにおいて、「桜より先に、咲いてやろう。」というキャッチフレーズとともに、受験生の最後の一瞬まで寄り添って応援したいという想いを伝えています。

　このCMで流れている楽曲は、イギリスの作曲家エドワード・エルガー作曲による「威風堂々」に歌詞をつけてカヴァーしたもので、シンガー・ソングライターの麦野優衣が歌唱しています。

　麦野は、アメリカのバークリー音楽大学を卒業後、2013年夏から東京での音楽活動をスタート。ブラック・ミュージックの殿堂として世界的に知られるニューヨークの「アポロシアター・アマチュアナイト」の月間チャンピオン大会に出場した経験も持つ才女です。人気野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』シリーズのテーマ曲や、テレビ東京『THEカラオケバトル 歌の異種格闘技戦ルーキーズカップ』で初出場・初優勝を飾った際に、その声に触れた人もいたのではないでしょうか。

　また、ソングライターとして数多くの楽曲を提供、miletの「us」をはじめ、2020年以降はSnow Man「KISSIN' MY LIPS」、NiziU「Joyful」、Travis Japan「BIG BANG BOY」、土岐麻子「birthday song」や、Ms.OOJA、遥海らの楽曲などを手掛けています。

　なお、「威風堂々」は、映画やドラマ、CMのほか、サッカー応援歌（チャント）などさまざまな場面で使われており、特にイギリスやアメリカでは登場曲や入場曲の定番となっています。プロレスファンには、エンターテインメントプロレス「ハッスル」にて高田モンスター軍総統の高田総統（高田延彦の古くからの友人という設定）の入場曲としておなじみでしょうか。そのほか、内野聖陽主演の刑事ドラマ『臨場』の主題歌にも起用された平原綾香をはじめ、秋川雅史「Pride〜威風堂々」などさまざまなアーティストにカヴァーされています。SEAMOは「Continue」にて「威風堂々」をサンプリングするとともに、そのメロディをバックにラップを展開しています。