いまや世界中にファンを持つ
藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』。いまから46年前の1979年4月2日にテレビ朝日系でアニメ化されて以来、現在も放送している国民的長寿アニメ番組として老若男女問わず親しまれています。
“テレビ朝日系でアニメ化”としたのは、実は『ドラえもん』が初めてテレビアニメ化されたのは、それより6年前の1973年のこと。このシリーズ“第1作”は日本テレビ系で放送され、『ゲッターロボ』の早乙女博士役、『装甲騎兵ボトムズ』のブールーズ・ゴウト役などで知られる
富田耕生や、『ドラゴンボール』の孫悟空役をはじめ、『ゲゲゲの鬼太郎』『いなかっぺ大将』『銀河鉄道999』などで主人公を務める
野沢雅子が、ドラえもんの声を担当していました。
大山のぶ代がドラえもん役を担当して始まったテレビ朝日系『ドラえもん』は、アニメ・シリーズ“第2作”となります。
さて、そのアニメ『ドラえもん』には多くの楽曲が用いられ、作品を彩ってきました。テレ朝版最初のオープニング・テーマとなったのが“こんなこといいな”から始まる「ドラえもんのうた」です。
大杉久美子が歌唱した後は、
山野さと子、
東京プリン、
渡辺美里、
AJIが歌唱を担当。1979年10月から約2年の間は、“あたまテカテカ”から始まるドラえもん役の大山のぶ代が歌う「ぼくドラえもん」が使われていました。
ドラえもん役の水田わさびをはじめ、声優陣を総入れ替えし、デザインや演出効果なども大幅にリニューアルされた2005年4月からは、
女子十二楽坊の演奏によるインストゥルメンタル・ヴァージョンの「ドラえもんのうた」のほか、
夏川りみ「
ハグしちゃお」、
mao「
夢をかなえてドラえもん」、
秦基博「
ひまわりの約束」、
星野源「
ドラえもん」などがオープニングを飾ってきました。
一方、テレ朝版最初のエンディング・テーマとなったのが、こちらもオープニング・テーマ同様に大杉久美子が歌った「青い空はポケットさ」です。以来、大山のぶ代「まる顔のうた」、
堀江美都子「ぼくたち地球人」「青空っていいな」、にしわきゆい「あしたも ともだち」、大山のぶ代「ぼくドラえもん2112」、
ゆず「
またあえる日まで」、
THE ALFEE「
タンポポの詩」、
島谷ひとみ「
YUME日和」、
ω(ダブルユー)「
あぁ いいな!」などが使われていました。
リニューアル後は、エンディング・テーマが常に使用されなくなるなど、不定期の傾向もありますが、ドラえもん役の水田わさびが歌う「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭」「ドラえもん絵かき歌」や、ジャイアン役の
木村昴の「ジャイアンにボエボエ」、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫のメインキャラクターによる「ハッピー☆ラッキー・バースデー!」などの声優陣の歌唱に加え、mao「夢をかなえてドラえもん」、
Mr.Children「
Birthday」などが使われました。
また、劇場版などの主題歌がスポット的にテレビアニメのオープニングやエンディング・テーマに用いられることも少なくなく、
福山雅治「生きてる生きてくTv Ver. with 雅秋&フクラージョ」、
Perfume「
未来のミュージアム」、
Kis-My-Ft2「
光のシグナル」、miwa「
360°」、
山崎まさよし「
空へ」、
平井堅「
僕の心をつくってよ」、
平井大「
THE GIFT」、
菅田将暉「
虹」、
Official髭男dism「
Universe」、NiziU「Paradise」、
Vaundy「
タイムパラドックス」など、豪華アーティストの楽曲が『ドラえもん』の世界に一役買っています。2025年からは、3月公開の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』主題歌に起用された
あいみょんの「
スケッチ」がテレビアニメのエンディング・テーマとなっています。
テレビアニメ、劇場版などでの主題歌、挿入歌、キャラクター・ソングなど『ドラえもん』ソングは数多にあり、一挙に聴くことはなかなか難しいところですが、『
テレビアニメ放送40周年記念「ドラえもん」うたのコレクション』(写真)、『
「ドラえもん」ツイン★ベスト』『
「ドラえもん」キャラクター・ソング・ベスト!』『
「ドラえもん」ドラガオじゃんけん』などのコンピ・ベスト盤などでも楽しむことができます。テレ朝版アニメスタートというメモリアルな日に、『ドラえもん』との思い出を浮かべながら、ドラえもんソングに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。