桜が咲き誇り、各地で桜を愛でる光景を目にする季節にちなんで、桜についての楽曲をいくつかピックアップ。ただし、ちょっと変わった角度からアプローチして、「桜」ソングではなく、名前が“サクラ”とつくアーティストの楽曲を紹介していきましょう。今回は漢字、ひらがな、カタカナ問わず、“サクラ”と読むアーティストを対象とします。
まずは、ひらがなで“さくら”が名前のアーティストから。2015年に1stミニ・アルバム『
a la carte 』でメジャー・デビューを果たしたのが
藤原さくら 。音楽活動のみならず、女優、ラジオDJ、ファッションと多岐にわたって活動し、2025年3月にデビュー10周年を迎えています。2017年にリリースしたアルバム『
PLAY 』には自身の名前と同じで、春の季節にピッタリな「sakura」を収録しています。同アルバムでは
スピッツ の「春の歌」のカヴァーも聴くことができます。
都はるみ プロデュース歌手第1弾として1988年に「
王将一代 小春しぐれ 」でデビューし、“エンドル”(演歌のアイドル)として注目されたのが、
大和さくら 。サトウ食品のCMにも出演し、各歌謡祭新人賞なども受賞しました。デビューの翌年に「百年桜」というシングルを発表しています。
アニメ『D.C.』の朝倉音夢役や『マジカノ』の魔宮あゆみ役などで知られる声優の
野川さくら は、キャラクターソングはもちろん、自身でも2001年のデビュー・シングル「
そよ風のロンド 」以来、数多くの楽曲をリリース。7thシングル「
SAKURAマジック 〜しあわせになろう〜 」や、「SAKURA…舞い散る空へ」「SAKURA AI REN」といった名前にちなんだ楽曲もいくつか発表しています。「SAKURAマジック 〜しあわせになろう〜」は2ndアルバム『
U・La・Ra 』、「SAKURA…舞い散る空へ」はキャラクターソング・ベスト・アルバム『
Cherries 』で、「SAKURA AI REN」は12thシングル「Last Stop」や6thアルバム『
HAPPY HARMONICS 』で、それぞれ耳にすることができます。
ファッション誌『non-no』専属モデルや、朝ドラ『
らんまん 』など女優としても活躍している
乃木坂46 の
遠藤さくら 。単独ソロ名義でのリリースはありませんが、乃木坂46の24thシングル「
夜明けまで強がらなくてもいい 」を皮切りに、「
ごめんねFingers crossed 」「
Monopoly 」「
歩道橋 」とシングル・タイトル曲で4度センターポジションを務めています。
このほかにも、
宝塚 出身で1971年退団後は女優・歌手として活躍した
加茂さくら や、
モーニング娘。 のサブリーダーの
小田さくら など数多くの“さくら”が音楽活動を展開しています。
“SAKURA”名義のアーティストも検索に困るくらい多くいますが、ここではスイス生まれ、兵庫県神戸市出身のシンガー・ソングライターの
SAKURA (現・SAKURA TERESA)をピックアップ。幼少より両親経営のディスコにて
アース・ウィンド&ファイアー や
アレサ・フランクリン などのソウル、ファンク、R&Bなどに親しみ、1997年にシングル「
SOUL MATE 」でメジャー・デビューを果たしました。2003年にはウクレレを弾きながら関西弁で歌う「
LOVE 4 REAL 」が話題に。
Def Tech のツアーに参加するほか、
EXILE はじめLDH系アーティストを中心に
NEWS などへ楽曲提供も行なっています。
HKT48 や
IZ*ONE などで活躍し、2022年からは韓国ガールズ・グループの
LE SSERAFIM (ル・セラフィム)のメンバーとして人気を博しているのが、SAKURAこと
宮脇咲良 。HKT48やAKB48などで多くの楽曲に参加してきましたが、宮脇咲良のソロ曲として知られているのが、HKT48時代に歌ったアイドル王道ソング「夢でKiss me!」です。同曲はLE SSERAFIMの日本でのファンミーティングにおいて、アイドルモードの衣装を身にまといながら、カズハとホン・ウンチェとともに披露したのが話題になりました。
最後は、変わり種(?)を2名ほど。先日バラエティ番組『上田と女が吠える夜』にて結婚をサプライズ発表した
m-flo の“ゴッド姉ちゃん”こと
LISA は、出生名が成田エリザベスサクラ。ソロ作品のなかから、「三井アウトレットパーク」CMソングに起用され、この季節にも似合いそうな「New Days」を挙げておきましょう。同曲はアルバム『
Family 』に収録されています。
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の主演女優賞を受賞し、朝ドラ『
まんぷく 』はじめ多くの映画やドラマ、CMなどで存在感を発揮している女優の
安藤サクラ 。本格的な歌手活動はしていませんが、2010年に映画『
SR サイタマノラッパー 』の続編として公開された『
SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム 』にて出演した際に、劇中女子ラッパー・ユニット“B-hack”のメンバーの借金旅館ラッパー・ミッツー役として「ワック!ワック!B-hack」という楽曲を披露しています。同曲が収録されたサントラ・アルバム『
SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム オリジナルサウンドトラック 』では、ミッツー単独で「B列車で行こう」というトラックも聴くことができます。ちなみに、B-hackの中心メンバーのアユム役は、朝ドラ『
花子とアン 』や『
半分、青い。 』にも出演した
山田真歩 が担当しています。
桜の季節に“サクラソング”は定番ですが、花見がてらに“サクラ”を名前に持つアーティストの楽曲にも注目してみてはいかがでしょうか。
(写真は、2024年4月リリースの藤原さくらのアルバム『
wood mood 』)
VIDEO