サントリー烏龍茶のCMは、中国の日常風景と清楚な少女達が美しく描かれ、また聴き慣れた名曲を中国語にカヴァーしたCMソングも人気なシリーズですが、今回、そんな同CMにてカヴァーされているのは、バリー、ロビン、モーリスからなるギブ3兄弟のユニット“
ビー・ジーズ”の「スピックス&スペックス(Spicks And Specks)」です。この曲は、彼らがティーン・エイジ・ポップ・グループとして活躍していたオーストラリア時代のヒット曲ですよ。
ビー・ジーズといえば、70年代後半の映画
『サタデー・ナイト・フィーバー』からの大ヒット「ステイン・アライヴ」に代表されるディスコ・ミュージックのイメージが強いかもしれませんが、70年前半には、この「スピックス&スペックス」のような、柔らかなメロディを前面に押し出したヒット・ナンバーを数多く世に送り出しています。今回ご紹介するベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』には、テレビなどで耳にする機会も多い彼らの代表的なナンバーが満載ですので、この曲が懐かしいという方はもちろんのこと、ディスコ・ミュージックが新鮮な世代の方も十分楽しめるはずです。なお、ビー・ジーズは哀しいことに、2003年に
モーリスが急逝してしまい、さらに進化した3人のハーモニーを期待していた多くの人々に惜しまれました。
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