“相棒”として時間を共にしてきた愛車を手放すことを決めたバイクユーザーと、そのユーザーに寄り添う姿を映し出したバイク王のTV-CM「さよならなんて」篇が、1月よりオンエア。明るいメロディに乗せたおなじみの「バイク売るならゴー、バイク王〜」と歌うCMとはまた違った、ジーンとくるCMとなっています。
このCMで流れている曲は、台湾出身の
欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の代表曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」を「バイク王」のイメージキャラクターの
つるの剛士がカヴァーしたものになります。
原曲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」は、1979年のシングル・レコード「うわさのディスコ・クィーン」のB面曲(カップリング)として発表。中国語ヴァージョンが台湾や香港でヒットしたものの、当初日本では思ったほどのセールスがみられませんでしたが、その後ジワジワと人気が高まり、1980年に「
ラヴ・イズ・オーヴァー」をA面曲としたシングルをリリース。オリコンチャート1位を記録したほか、1983年の第25回日本レコード大賞ではロングセラー賞を受賞。
内藤やす子、
やしきたかじんほかの競作や、ジャンルを問わずさまざまな歌手にカヴァーされるなど、昭和歌謡史に残る名曲として長く親しまれています。
つるの剛士も2009年リリースの『
つるのうた』でカヴァー。2013年の『
つるのうたベスト』(写真)、2019年の『
つるの剛士 ベスト』といったベスト・アルバムでもつるの版「ラヴ・イズ・オーヴァー」を聴くことができます。
なお、CMのナレーションもつるのが担当しています。
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