駒沢大学が往路復路を制し、2年ぶり通算8度目の総合優勝を飾った「第99回箱根駅伝」。駒大の2022年度大学3大駅伝3冠に導いた大八木監督の熱いゲキをはじめ、今年も数々の名場面やドラマが繰り広げられましたが、大会を支える筆頭スポンサー「サッポロ」が、1月2日と3日に日本テレビ系で生中継されるこの期間に放映する“年始特別ヴァージョンCM”も毎年話題を呼んでいます。
「第99回箱根駅伝 想いの継承」篇と題した今年は、世界的なダンサーとして活躍する田中泯と、元乃木坂46のメンバーで、現在は女優として活躍する生田絵梨花を起用。全身全霊でたすきをつなぐ選手たちに、TV画面の向こうから目が離せなくなり拳に力をこめる田中泯と、沿道で祈るように手をあわせる生田絵梨花の2人の姿が過去の大会映像とともに映し出され、これまでの先輩たちやチームのメンバー、家族、大会運営にかかわる多くの人々の想いを背負って走る選手たちが人々に勇気を与えてくれるさまを描いています。
本CMで使われている音楽は、バンド“ヨルシカ”のコンポーサー、n-buna(ナブナ)が書き下ろしたCMオリジナル楽曲です。朝日のように爽やかなピアノと徐々に躍動していくリズムが、ひたむきな選手たちに引き込まれていく観る人の気持ちに寄り添う仕上がり。また、ナレーションは同じヨルシカのヴォーカルを務めるsuisが担当。台詞のない田中泯と生田絵梨花に代わり、感動を代弁しています。
ヨルシカは、n-bunaとヴォーカルのsuis(スイ)の2名からなるバンドで、2019年に『
だから僕は音楽を辞めた』『
エルマ』、2020年『
盗作』とこれまでに3枚のフル・アルバムをリリースし、2021年にはEP『
創作』を発表。ボカロPとしてキャリアをスタートしたn-bunaによる、エモーショナルかつ文学的な世界観のサウンドとヴォーカル・suisの透明感あふれる歌唱で幅広く人気を博しています。映画、アニメ、ドラマと数々の主題歌を手掛けていることでも知られ、最近では1月11日(水)放送スタートのアニメ『大雪海のカイナ』のオープニング・テーマを担当。1月12日(木)より配信リリースされることが発表されています。
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